2007年01月09日

消えた?

今、ブログに入力されているか確認をしたところ、
な、なんと!
前回書いた、
『人・美と醜 そして品格』
だったかな、そのタイトルのブログが、全部消えていました!

小生、よくやるんです。
シナリオも締め切り直前で消してしまったことなど、
一度や二度ではなく・・・とほほ。

また思い出しながら、書きますので。
失礼します。
posted by 井上誠吾 at 16:46| 日記

家族


兄が妹をバラバラに切断して殺害しました。

事件は、それだけではありません。
息子が母を、父が息子を、息子が父を、娘が母を、夫が妻を・・・殺しました。
今年になって、まだ9日しか経っていないのに、
このような事件が、毎日のように報道されています。

肉親が肉親を殺す。
こんなに切なく、虚しく、哀しく、そして悲惨なものはありません。

そこに至る以前には、愛情があった筈です。
少なくとも、生まれたばかりの子を抱いてあやしたこともあっただろうに・・・、
少なくとも、親から玩具のひとつも買って貰ったこともあっただろうに・・・、
少なくとも、互いに愛し合った新婚時代の良い思い出もあっただろうに・・・、

時の流れは、残酷に人を変えてしまいます。
美しい愛から、醜い憎へと。
悲しいかな、世に生きる人々の中には、
どのような良い関係であったとしても、時の流れの中で、
やがては色褪せ、憎悪を生み出し、
破壊の道へと突き進もうとする人がいるものです。

しかし、それで、いいのでしょうか・・・?

愛ゆえに、憎しみが生まれる。
この理屈は、充分に理解できますが、
愛ゆえに、殺意が生じる。
この理屈は、到底、理解できるものではありません。

愛情、
といえば、こんな話があります。

離婚を決意したある夫婦が、
「パパとママは・・・別れることにした」
と、娘に話したところ、
「パパとママは・・・ずっと愛情があったと思う・・・でも今は、愛が取れて、情だけが残ったんだね」
と、娘が言ったという。

素晴らしい!
娘が、両親を愛し、理解し、
そして、両親も娘に愛情を注ぎ、大切に育ててきたからこそ、このような言葉が出てきたのだと思います。

愛は取れても、情だけは残るものです。
親子にしろ、夫婦にしろ、些細なことで、親子喧嘩や夫婦喧嘩に発展することは、よくあることです。
どこの家庭だって、大なり小なり波風が立っているものです。

え? おまえの家庭は波風が立ち過ぎだ、ですって?
そうなんですよ、我が家はいったん口論が始まると、朝まで生テレビ状態で、もの凄い激論に・・・、
あのね、余計なお世話です。

小生、我が家を弁護するわけではありませんが、
多少の波風は、あったほうが良いと思っています。
波風はずっと続くものではありません。
やがて、波も風もおさまり、静かな凪を迎えた時、
前よりも、一層の“絆”を感じるのではないでしょうか。

家庭には、
愛情、もあれば、
愛憎、もあると思います。
家庭の中では、
“愛”と“情”と一緒に、“憎”も渦巻いている、
と思っています。

その“愛”も“情”も“憎”もひっくるめて、家庭というものが存在しているのだと思います。

妹を憎らしい、と思う“瞬間”があって当然です。
同じように、父を、母を、息子を、娘を、妻を、夫を、憎らしい、
と思う“瞬間”があっても当然だと思います。
人間なんですから。

例え、愛、はなくなったとしても、
情、は残してほしい、
人間なんですから。

しかし
“憎”だけは、そう思う“瞬間”だけで充分です。
いつまでも、残して欲しくはありません。
人間なんですから。
忘れる特技も持ち合わせている筈です。

先ほどの離婚した夫婦の話ですが、
あの娘の言葉を借りて、
「パパとママ」を「家庭に」変えると、
「この家庭には、ずっと愛情があったと思う・・・でも今は、
愛が取れて、情も取れて・・・憎だけが残ったんだね」

短編小説の怖いラストみたいになってしまいます。

いつまでも、憎だけを残していては、
その人にとって、
良いことなど何もないのではないでしょうか。

さて、“情”について、
もっと、書きたいことはあるのですが、
長くなりそうなので、この辺で、失礼させて頂きます。

え? 今回は随分とあきらめが早いな、ですって?

実は、このブログは、小生が想像する以上に、多くの方々に読まれているようなのです。

一応、皆さん、社交辞令でしょうが、
メールとか、電話とかを頂き、
「感動しました」とか
「楽しみにしています」とか
「マスコミが報道しないところを突いている」とか
「ひらめ料理を刺身とムニエルの両方で楽しめ、和食もフランス料理も作れるテクニックはおいし過ぎ」とか訳のわからない褒め方もあり、嬉しい限りです。

しかし、皆さん、共通して、
「ナガイ!」
と、仰るのです。

ですから、この辺で失礼します。
あの、ひらめ料理を褒めていただいた方、その後、メールが来ないのですが・・・、
小生の文章に食傷気味なのかな?
それとも、ほかの中華的ブログに浮気中かな?
激辛の批評を待ってますよー。

あ、今、このブログをご覧の、あなたの声、が届きました。
「ナガイ!」

失礼しました!


posted by 井上誠吾 at 16:34| 日記