2007年06月07日

恥を知る

やっぱり載った。
というのは、以下の新聞記事です。
『社保庁の歴代長官が天下り先の法人を渡り歩き、3億円以上の報酬を得ていた実態が明らかになった』

小生、このような新聞記事がいずれ載るだろうな、と思っておりました。

ここで、ちょっと裏話を。
小生の知人に、特殊法人の職員がいます。
以下は、その知人から聞いた話しです。

天下りしてきた高級官僚が理事長の座に就き、その理事長が外出する際の事の顛末です。
エレベーターはその理事長の為に止められ、廊下もその理事長が通り過ぎるまで空けられ、駐車場もその理事長がハイヤーに乗り込むまで車の出入りが止められる、というのです。
まるで、現代版・大名行列の“殿様”扱いです。
“殿様”が外出する間の、警備費や人件費や時間の労費のムダは相当なものです。
しかも、ある日、“殿様”が出かけようとした時、私用電話がかかってきて部屋から出なくなると、その間、エレベーターも廊下も駐車場も、そのままの状態で何十分も待機を命じられた、というのです。

知人の職員は怒りを通り越した納得いかない顔で、
「理事長といっても、何か特別な仕事をしているわけではなく、短期間の就任で多額の報酬と退職金を受け取り、次の天下り先へと渡っていくだけなんです」
と苦笑していました。

歴代の社保庁長官だけではありません。
このようなことは、各中央省庁でも同じように行われており、
さらに全国の地方自治体でも行われている、というのです。

官僚や公務員のすべての人々が厚顔無恥とは言わない。
しかし、
権力を握った者が狂ってしまう構造悪がある、のは事実!
そして、一度、権力を握った者は、欲望の赴くまま良心の欠片もなく組織支配を続けている、のも事実!

公僕の長よ、恥を知りなさい、恥を!

お手本であるべき公僕の長が、これでよいのか!
未来ある子供たちに、醜い背中をこれ以上見せないでくれ!

と、声高に言っても、悪い奴こそよく眠る、ものです。
今、善良なる大人たちのやることは、何か?
次代を担う子供たちに“恥ずべき事”を教えてやることではないでしょうか。

武道には、その恥の文化の徳目が具わっています!

押忍!
posted by 井上誠吾 at 10:34| 日記