2007年08月02日

相撲道という道(倫)

横綱の朝青龍に処分が下されました。
2場所出場停止・減俸30%・4カ月の自宅謹慎、
とのこと。

小生思うに、横綱・朝青龍という個人の若者のためにも、相撲協会の発展のためにも、もっと厳しい処分をして欲しかった。

先ず、朝青龍という若者のために言わせて貰うと、
彼は、これまでも数多くの横綱らしくない言動が問題視されてきたのにも拘わらず、不問に付されてきたこと。
今現在、一応、反省しているらしいのですが、
本当に事の次第を真摯に受け止め、反省しているのなら、
この一件を“人生最大の試練”と受け止めるべきです。

その覚悟があれば、どのような処分でも受けられる筈です。
例え、「大関に降格、6カ月謹慎」ともっと厳しい処分にされようが、初心に帰って、自己を鍛え直すべきです。

剣聖・宮本武蔵にも暴れん坊の時代がありました。
武蔵(たけぞう)と呼ばれていた頃、沢庵和尚から、亡霊が出るという城の天守閣に3年間も幽閉され、その間、書物を読み、自己を見詰め直したのです。
あの時期があるからこそ、武蔵は剣聖の域にまで到達できたのです。

それに比べたら、4ヶ月の謹慎は甘い。
彼が入門したばかりの頃は、関取の付き人として、自由な時間などなかったはずです。4ヶ月くらいの謹慎は我慢できない期間ではない。
外国人として、日本人でも辛い修行に耐え抜いて、横綱まで登りつめたのだから、
どのような処分でも受ける覚悟で反省して欲しいものです。

続いて、相撲協会の発展のためとは、
小生流に言わせて貰うと、「全国の『わんぱく相撲』に集まる子供たちのため」、これに尽きます。

朝青龍ファンの子供たちは沢山いる筈です。
相撲協会は、このような横綱を生んでしまった組織の構造悪を見直し、指導体制を大改善すべきだと思います。

今回の事件だけでなく、八百長疑惑などの不祥事が常につきまとっているのだから、
この際、大改革をし、未来ある子供たちに誇るべき組織作りに努めるべきです。
『わんぱく相撲』は好ましいが、
『わんぱく横綱』は好ましくありません。

暴れん坊だった武蔵(たけぞう)を、沢庵和尚が剣聖に導いたように、相撲協会に燻し銀のご意見番が存在することを期待しています。

明るく元気な“わんぱく”たちが、
未来の朝青龍を目指しているのです。
相撲協会は大人の組織として、しっかりと子供の未来を見据えるべき時であります。

相撲は、日本が誇るべき『相撲道』という道です。
本来、横綱とは、若いうんぬんではなく、心技体を会得した人の道(倫)に到達した人であるべきなのです。

改革を願って、押忍!



posted by 井上誠吾 at 13:54| 日記