2008年11月15日

続・リーターのあるべき姿

定額給付金で国が揺れ、自治体が揺れています。

景気対策とのことですが、選挙対策であることは、誰が見ても明らかなことであります。
お金をバラ撒けば選挙民はなびく、と思っているのなら、
なんとも国民を馬鹿にした政策であります。

前回、上杉家中興の祖・上杉鷹山公のことを書きましたが、
もし、鷹山公が、今の日本の首相になったとしたら、
どのような政策を打ち立てるのだろう、と想像してみました。

以下( )内は、すべて江戸中期における鷹山公の実績です。

おそらく、首相(鷹山公)は、
サブプライムローンから始まる、
アメリカの金融失策(財政難に苦しむ幕府の失策)を見て、
世界との(幕府や各藩との)協調路線を取りながら、
不況に苦しむ日本国内(経済破綻で苦しむ米沢藩内)へ向けて、内需拡大を行うでしょう。

食料自給率が40%の日本(土地が荒れ果て作物さえ育たない米沢藩)ではいけない!
産業の空洞化で雇用に苦しむ人々(困窮のあまり土地から逃げていく人々)がいてはいけない!
と考え、日本国民(米沢領民)に目を向けての大改革を行うことでしょう。

そして、首相(鷹山公)は自ら質素倹約を示すべく、
高級ホテルでの飲食を控えて(一汁一菜にして)、
ブランドのスーツから紳士服のコナカか青山に(絹から木綿に)着替える。
等々と自らが贅沢をしない生活に徹することでしょう。

当然、既得権を持ち、贅沢をしたい、
官僚や政治家たち(老臣や高級武士たち)からは、
猛烈な抵抗や横槍を入れられますが、うろたえることなく、
役人主義を廃して、国民(領民)のために働こう、
と真摯に説得していくでしょう。

そして、懸命に企業努力している会社(武士)には、
貸し渋りや貸しはがしなどしない(殖産興業に着手する武士には藩の公金を与える)──つまり、質素倹約はするが使うときには使う予算編成をしていくことでしょう。

さらに、後期高齢者医療制度などは廃止して、
福祉政策(孤児、孤老、障害者、老人、子供たちへの自助と扶助と互助政策)を施して、
学問を志す若者には貧富の格差なと関係なく、
誰もが勉強できる環境(武士も庶民も学べる藩校・興譲館)を作り、格差社会をなくし、
弱者に対する手厚い政策を実現していくでしょう

まだあります。
地震・災害(天明の大飢饉)があった時、
国の官僚たち(藩の役人たち)が、自ら手本となり、
一切の贅沢を慎み(領民と同じ粥を食べ)、
国民(領民)のために懸命に奔走していくでしょう。
それを見た日本の高額所得者たちも、
低額所得者層に目を向ける(藩の富裕層が貧しい人々を競って助ける)ようになっていくでしょう。

とまぁ、もし、鷹山公が現代に現われ、首相になったなら、
以上のような政策を実現し、
日本国民に優しさやおもいやりを蘇らせる(米沢領民に人を愛する心を蘇らせる)こと、と想像されます。

今回、定額給付金を支給されると、
大家族の低所得の人たちは、本当に助かるとは思いますが、
それは一時的な付け焼刃にすぎず、
庶民を救う確かなる経済政策とはいえないでしょう。

「富めるに誇らず、貧しきを見捨てず」
と、武士訓にあります。
鷹山公は、それを実践した、偉大なるリーダーであります。

あそう・・・なんて感心しないで、麻生さん。
ほんと、頼むよ!

posted by 井上誠吾 at 12:04| 日記