2009年02月24日

日本人の誇り

「人に笑われるぞ、恥ずかしいことをするな」
小生の子供の頃、このような言葉を親は勿論、周囲の大人の人たちが、何かあれば常に使っていた記憶があります。

どうでしょう、皆さん。最近、そのような言葉を周囲の大人たちは使っていますか?
残念ながら、小生は勿論、使っていないし、周囲の大人たちも使っていないのが、現実でしょう。

この不況下、麻生さんをはじめとする、酔っ払い大臣、天下り官僚、不正・偽装続きの企業家、等々、
弱者を切り捨てるくせに、自分の既得権にはしがみつき、迷走を続けるこの国の指導者たちを見るたびに──、
「世界から笑われるぞ、恥ずかしいことをするな」
と言いたくなります。

急速に、日本人が、日本人たる誇りを失っています。

「そんなことしていいのか、人に笑われるぞ」
これは言い換えれば、
「卑怯なことはやめさない、きちんとした態度でいなさい」
そんな意味合いが込められています。

どうして、このような国になってしまったのか?
やたらと自分の「権利」だけを主張し、
他者への「おもいやり」の欠けらもない国に・・・!

あのアメリカさえも、オバマ政権下で変わろうとしている。
「マニフェスト・ディステニー(神の天命)」の名のもと、領土を広げ、世界を牛耳ってきた、あの独善的なアメリカが、オバマ大統領の「チェンジ!」に賛同した。
「黒人も、白人も、ヒスパニック系も、アジア系もない、同性愛者も障害者もなく、共和党でも民主党でもなく、私たちは、1つのアメリカ合衆国です」

オバマ大統領の演説には弱者へのおもいやりを感じます。
日本人が本来、持っているはずの、「仁」・「惻隠の情」を感じます。
それに比して、日本政府の不甲斐なさを見るたびに、悔しさが込み上げてきます。

小生は、こんな時代だからこそ、日本人に武道の必要性を益々、感じてしまうのであります。

誠真会館の道場生の皆さん!
「強く、優しく」
弱者へのおもいやりを大切にし、
大いなる、そして、堂々たる誇りを持って、
稽古に励んでいきましょう!

押忍!
posted by 井上誠吾 at 15:58| 日記

2009年02月16日

千葉総裁の取材について

前回、TBSの取材を受け、
「近々、放送されます」と書きましたが、
「急遽、番組の編成上、中止になりました」との連絡が
TBSより入りました。

“体罰問題”を含め、誠真会館の総裁である千葉真一に関して、週刊誌やテレビで、いろいろな報道が流れています。

それについて、道場生や保護者の方々から心配の声も届いておりますので、小生が取材で答えた要旨をここに書き記し、心配の声にお応えしたいと思います。

「先ず、千葉が体罰に関係しているとの報道がありますが、千葉は武道をやっているのだから、体罰などありえません。いえ、あってはならないことです」

「千葉はある種の公人です。もし、騒がれているような様々な問題があるのなら、武道空手の普及者としても、きちんと問題解決する責務があります」

「千葉は究極の役者バカです。それゆえに突っ走る傾向があり、身近にサポートする人がいないため、誤解を招くような事態に陥るのです」

「私と千葉は、"守・破・離"の関係です。
師匠である千葉の教えを"守"り ──やがて、それを"破"って工夫をし──さらに"離"れて次なる道を創造していく。
しかし、最初の「守」が原点です。その原点である千葉がいなければ、今の井上は存在しません」

以上が、取材に応えた要旨です。
更に、以下、2008年2月11日「スポーツ会館&千葉真一」と題して書いたブログの一部を書き添えたいと思います。

「誠真会館を立ち上げる時、
『お前の一途な精神で、子供たちに武道空手を教え、日本に、そして、世界に広めていけ』
と、千葉真一から励まされました。
たった一人から、始めようとしていた時だけに、どんなに嬉しかったことか、忘れるわけにはいきません」



と、いろいろと述べましたが・・・、
本日、このブログに書いたことに偽りはありません。
千葉と武道空手のあり方について意気投合しました。
その上で、千葉を総裁に戴いたのは小生自身であります。
その責任から、万が一、千葉が世間を騒がすような不祥事を起こした場合は、小生が進言・諫言を厳しく行います。

事実、今回の報道で、千葉から、
「お前さんには迷惑をかけて申し訳ない」
との電話を何度が貰っており、そのたびに、小生から生意気にも、千葉にとって耳に痛い、進言・諫言を伝えております。

道場生、少年部の保護者の方々、そして、多方面から心配をいただいている方々、どうか、皆様方のご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

押忍!

posted by 井上誠吾 at 09:43| 日記

2009年02月13日

報告を2件──千葉真一総裁&清瀬の指導

最近、テレビのワイドショウで取り上げられている千葉真一総裁に対する様々な芳しくない報道に関する件で、いろいろと心配の声が届いております。

小生のところにマスコミからの取材の申し込みもあり、やんわりと断って参りましたが、道場生や少年部の保護者の方々の心配の声に応えるには、取材を受けるしか方法がないのでは、と思っておりました。

そんな折、本日、テレビ朝日から取材の申し込みがありましたので、あえて断らず、本部道場で取材を受けました。
明日(土)の朝9時30分・「サンデースクランブル」にて、放映されると思います。
何も事情を知らない道場生や少年部の保護者の方々は、突然、テレビで小生が話しているのを見て、驚かれるかも知れませんが、どうか、諸々の事情をご理解していただければ、と願って止みません。

千葉真一総裁に対しての、小生の思いの丈は、このブログにも幾度となく書いてきました。
特に、2008年の2月11日、のブログを再読されると、少しはご理解していただけるかと思っております。お時間があれば開いてみて下さい。

また、本日、テレビ朝日の取材が終わったあと、TBSからも取材の申し込みがあり、明日の午後、本部にて取材を受けることになりました。
その取材も、近々、放映されるかと思いますので、併せて報告させていただきます。

朗報なテレビ放映なら嬉しいのですが、このような芳しくない件で皆様にご心配をお掛けしております事は本意ではなく、本当に申し訳なく思っております。

しかし、小生が、このブログで書いてきたこと、また道場等で話している武道空手に対する思考や理念は、少しも揺るぐことはありません。
むしろ、このようなことがあるがゆえに、
益々「強く、やさしい日本人」になるぞ、との覚悟がふつふつと湧き起こっておりますので、どうか、ご安心下さいますよう、お願い申し上げます。

以上、千葉総裁に対する報告であります。

次は、清瀬道場の指導です。
明後日、15日(日曜)、加藤先生が、試合の引率で清瀬道場を留守にするため、小生が指導に当たります。
当日、清瀬道場で、試合の応援に行けない人たちは、ぜひ、稽古に参加して下さい。
厳しい、否、楽しい稽古を行いますので、お楽しみに!
一緒に気持ちのいい汗を流しましょう!

最後に、試合に遠征する選手たちの健闘を祈って、頑張れ!
押忍!






posted by 井上誠吾 at 23:29| 日記

2009年02月04日

父子鷹

「お久しぶりです」
突然、見知らぬ好青年から声をかけられ、暫し、思い出すのに時間がかかりました。
そう・・・あれは、もう10年近くも前になるでしょう・・・。

「お父さん、頭が痛いから、帰ってきて」
小学生の一人息子から電話を貰った父親は、当時、居酒屋チェーン店の主任をしていました。
客が手薄になったのを見て、父親は店長に理由を説明すると、急いで帰路につきました。

離婚して、男手ひとつで子供を育てている父親にとって、子供の病気が何よりも不安材料であったのです。
しかし、父親が家に帰ると、そこに立っていたのは、健康そのもので、父の帰宅をニコニコと喜ぶ子供の姿でした。

何のことはない、寂しさのあまり、お父さんに帰ってきて欲しいから、嘘の電話をかけていたのです。

やがて、その子が中学に入ると、ワルい仲間と付き合い始めたり、親のいうことを聞かなくなったりしてきました。

確か、その頃です。
父親が「空手を習わせたいのですが」と小生のところに相談に来たのは──。
父親と息子と三人でいろいろと話した結果、「空手は習わないけど、お父さんには、もう迷惑をかけないようにする」と約束を交わして別れました。

その後──。
父親からは「息子は、まぁなんとか、やっています」との報告を受けていましたが・・・小生は、正直なところ、本当に大丈夫だろうか、と心配になっていました。

父親の勤務は、夕方から翌日の朝まで。
息子が学校から帰ってきて、翌朝、学校に行くまでの時間とほぼ一緒です。
父親が不在の時間、十代の多感な反抗期の少年が、一人で自由に過ごす、ということは、危険な落とし穴に陥りかねない状況です。
そうして非行に走ってしまった不良たちがいることは、周知の事実でありましょう。
そんな不良たちと、同じ轍を踏まなければいいが・・・。
しかし、それは小生の杞憂でした。

「お久ぶりです」
と声をかけてきた好青年が、あの時の息子だったのです。
横には、現在、チェーン店の店長職に就いている父親が、
「今、店で一緒に働いているんですよ」
と、嬉しそうに微笑んでいました。
どうやら、父親と同じ職業に進みたい、との事、素晴らしい!

男手ひとつで、多感な時期の息子を育てるのは、筆舌に尽くせない苦労があったことは間違いありません。
確か、あの頃の父親は・・・、
夕方、出勤する前に、息子の夕食を作り、翌朝、仕事を終えて帰宅すると、すぐに息子の朝食と昼弁当を作り、息子を学校に送り出すと、洗濯や掃除をしてから、やっと床につく、と話していました。

おそらく、息子は、そんな父親の姿を見ていたのでしょう。
だからこそ、変な方向に走ることなく、父親と同じ道を選んだのだと推察しております。

父子鷹、頑張れ!

posted by 井上誠吾 at 10:47| 日記