2009年08月05日

楽しくも厳しい合宿こぼれ話

8月1日〜2日、と合宿を行いました。
目的地の新潟湯沢町の空模様を気にしつつ、バスで出発!

早速、少年部の一人が、
「先生ぇ〜、おやつ忘れましたァ〜」
「おやつなくても死なない、辛抱しろ」と小生。
さらに、「先生ぇ、お茶こぼしたァ」「先生ぇ、ボクもうすぐ誕生日ぃ」「先生、年いくつ〜?」
バスの中は、まるで“すずめのお宿”状態。
「お茶拭きなさい」「お誕生日オメデトウ」「先生、33才」
小生もやり返します。

高速で渋滞し、予定時間より遅れてホテルに到着。
昼食を済ませ、近くの体育館へバスで出発しようとすると、
数名が「先生ぇ〜、帯を忘れましたァ〜」
「仕方ない、Tシャツでやれ」
さらに数名が「先生ぇ〜、タオルを忘れましたァ〜」
「仕方ない、ホテルのタオルを使え」
さらに一人が「先生ぇ〜、財布を忘れましたァ〜」
「財布はいらない。空手の稽古中に買い物はしない! みんなッ、忘れ物が多すぎだぞッ!」と一喝!

バスで約30分揺られ、体育館が近づいた頃、
「あッ!」
「どうしました?」と運転手さんが驚く。
「ホテルの部屋に・・・ドッヂボールを忘れました」
何のことはない。忘れ物が多すぎなのは小生でした。
結局、体育館にボールがあり、それを代用に!
あ〜あ、何のためにボールを買ってきたのら・・・とほほ。

体育館で空手の稽古。
基本を終えると、一般と少年に分かれて、移動・型・組み手技などなどを行い、そして、ドッヂボールの時間。

このドッヂボール。実は昨年、A氏が大人げもなく張り切りすぎて、足を捻挫しています。
今年も、一般の誰かがやるのではないか、と案じていると、
K氏が大人げもなく、A氏の後継者として見事に負傷!
小学生教師をしているK氏は、この経験をいかして今頃、
「調子に乗っていると怪我するぞ」
自分を反面教師にして、教鞭をとっていることでしょう。

夕食はバーベキューです!
「バーベキューは肉が出るから、合宿に行かない」
と泣いていたベジタリアンな少年部に、
「野菜がたっぷりと出てくるから、野菜中心に食べろ」
と、励まして連れてきたものの、
「野菜、少なッ・・・てゆーか、肉ばっか!」
これじゃ、励まして連れてきたじゃなく、騙して連れてきたようなものです。
ホテル側に野菜の追加を頼みながら、
「ほ〜ら、焼きそば、おいしいぞぉ〜」
子供だまし、と分かりつつ“ベジタリ少年”を励ます。
その見え透いた励ましに “ベジタリ少年” が乗ってくれ、
肉にも箸をのばしてくれたので、ほっと安心!

むむッ、花火の時間が近づいているのに、外は雨!
中止するしかないな・・・と思っていると、小生の日頃の行いが良いからか、道場生の日頃の行いが良いからか、否、多分、その両方かもしれない、なんと、雨がやんだ!

子供たちの歓声の中、花火大会!
手持ちの花火、そして、打ち上げ花火! 子供たちの喜ぶ声を聞いていると、こっちも童心に返ってきます。
「気をつけろ、ヤケドするぞ」
注意をしながらも、夢中になって点火していると、
小生が頭を焦がし、首すじをヤケドしてしまいました。

就床時間は9時。
子供たちが寝付くまでの間は、大人の“酒宴の時間”。
例年、“異業種交流会”となり、さまざまな職業の道場生の方々との交流は、酒もすすめば、会話もはずみます!

で・・・翌日は二日酔い。
しかし、早朝稽古は、大自然の新鮮な空気がおいしい!
終わってからの朝食もおいしい!
何杯もおかわりしている少年部をみて、これまたうれしい!

むむっ、また雨!
予定していた“じゃがいも堀り”は中止・・・仕方ない、と代わりに体育館の稽古を準備していると、再び、晴れた!
なんと、みんな、どれほど日頃の行いが良いものなのか!

幼年から壮年まで、じゃがいも掘り!
収穫した物を泥だらけになって、袋に詰め込んでいく。
幼年部などは、自分の頭よりも大きな袋を抱え、徒歩で5分かけて、ふらふらときつそうに、バスに戻っていきます。
そのきつかった分だけ、お母さんが、おいしい“じゃがいも料理”を作ってくれるさ、頑張れ!

さて、すっかり疲れたのか、帰りのバスの中は静か。
ウトウトとここち良い睡魔に浸っていると・・・やがて“すずめのお宿”が大復活!
眠いのに寝せてくれない、なまごろし状態。

ともあれ、予定より少し遅れて、無事に帰着、合宿終了!

「同じ釜の飯を食う」という言葉があります。
同じバスで、同じ屋根の下で、同じものを食べて、同じように寝て、同じことを体験する。
合宿という場、こそ、
人と人との交流が希薄になっている今の時代にあって、
大切な、ふれあいの場、だと思っております。

また来年も厳しい中にも、楽しい合宿を行いたいと思います。
皆さん、お疲れ様でした。
押忍!
posted by 井上誠吾 at 11:24| 日記