2010年02月03日

進むも地獄、退くも地獄、の潔さ!

朝のニュースを見て、思わず、えッと声をあげていました。

貴乃花親方が理事に当選したことで、
「貴乃花親方に一票を投じ、一門に迷惑をかけた」
との理由で、安治川親方という方が退職するそうです。

実に、驚きました。
そして、安治川親方という方の出処進退に、強烈な「潔さ」を感じました!

安治川親方が所属する一門では、
「貴乃花に一票を投じたのは誰だ?」とか「貴乃花に金を掴まされたのか?」などと詰問が行われたようです。

廃業を決意した安治川親方としては、
「進むも地獄、弾くも地獄」の心境だったと思い計られます。

おそらく、水面下では、今でも、あと二票の“犯人探し”が行われている事でありましょう。
公正な選挙でなければいけないのに、誰が投票したかなどど、詮索する行為が愚劣であり、相撲道という神聖な道に反することだと憤りを感じます。

そんなに血眼になって暴き出すくらいなら、
朝青龍の暴行事件の真相を暴き出せよッ、
大麻事件とか、八百長事件とか、挙げればキリがないくらいにうやむやになった事件を暴き出してみろよッ!

相撲協会のお偉いさんと比べると、
安治川親方には、「泥の中に咲く蓮の花」の強さ、そして美しさがある!
近年、政界であろうが、官界であろうが、経済界であろうが、こんな潔い出処進退があったでしょうか。
小生、安治川親方という方の勇気と行動力に大いに感動し、同時に同情を禁じえません。

まったく、相撲協会の上層部は腐れきっている!
弱い立場にある若い親方を犠牲にして、当人たちは、旧態依然と高みの見物をするというのか!

「権腐十年」という言葉があります。
権力は十年もすれば腐敗する、というものです。
組織の上の人間が権力をかざして、下に対して手厚くしなかったならば、当然、組織は腐ってしまいます!

相撲協会と比べると、限りなく弱小ではありますが、
誠真会館は、同じ轍を踏むようなことがあってはなりません。

今年に入り、ブログで堅苦しいことばかりを書いていますが、
実は、誠真会館創立3年の節目を過ぎ、4年目に入った事で、
小生自身、自戒しようと思っている背景からであります。

折りしも、たった今、
「権腐十年」の文字をヤフーで検索してみたところ、
小生が3年ほど前に、この誠拳閑話のブログで書いていた、
「権腐十年」と「再び権腐十年」のタイトルが出てきたので、驚きました。
もう一度、読み直してみると、今回の相撲協会の腐敗につながるようなことを書いております。
もし、お時間があれば、読んで見て下さい。

相撲協会の腐敗を「他山の石」と真摯に受け止め、
押忍!


posted by 井上誠吾 at 10:35| 日記