2010年02月27日

自ら進んでやる意欲!

今年の就職率は、昨年より悪化しているようです。
そんな中・・・。

以下、知り合いの制作会社プロデューサーとの話。
「採用試験では、出身大学や学力を重視せず、情熱と意欲とコミュニケーション能力がある学生を採ろうとした」
と言っていました。
さらに、各グループに分けて、創作課題を出したところ、
「成績は優秀でも、他人と交流し、知恵を絞る力がない」
つまり、なぜこのような学生が多いかというと、
「正解を出すだけの学校教育のあり方に問題がある」
と、こぼしていました。

「知恵は知識に勝る」
とのパスカルの名言があります。
学力とは、本来、知識を知恵に活用するところまで導かなければならないのではないでしょうか。

と、ここから先は、
先日、少年部であった話を挿入させて下さい。

稽古時間の前、柔軟もせず、ふざけあったりしているので、
「みんな、自主トレしろ! 遊んでる暇があるなら、相手を探してキックミットを蹴る練習!」
と言うと、全員が一斉にキックミットに走り、相手を探しはじめました。
「おいおい、みんながミット持ったら、誰が蹴るんだ?」
その矛盾に気がつくと、余ったミットは元に戻して、互いに相手を探して自主トレをはじめました。
すると、一人の子が小生の横にやってきて、
「先生、ミットは何回蹴ったらいいんですか?」
「何回でもいいの、自分たちで数を決めてやりなさい」

この話、
小生の中では、前述の採用試験の話とぴったりと重なってしまうのであります。

採用試験の学生は、
教えられた教科(知識)は正解しても、
教えられていない他人との創作課題(知恵)は解決できない。
少年部は、
教えられた基本・移動・型(知識)は出来ても、
教えられていない他人との自主トレ(知恵)は出来ない。

これは、小生としては、捨て置けない問題であります。
小生含め、誠真会館の指導者たちは、
「学校では教えられないことを空手を通して指導する」
と自負しております。

やる気に火をつけてやることは勿論のこと、
さらに、自分から進んでやる「意欲」にまで至らせたい。
と・・・!

大不況で就職難の折ゆえから、
自ら考え、行動できる、たくましい子たちに育って欲しい、
と、つらつらと考えておる次第です。

posted by 井上誠吾 at 22:43| 日記