2010年07月03日

老いてこそ達人!

最近つくづく「年を取ったんだな」と思うことがあります。

少年部に「忘れ物するなッ」といった自分が少年部に配るプリントを家に忘れて来ているし、
「集中しろッ」と言ったあとに、「タイマーどこだ?」と少年部に聞いたあと、自分の空手着の懐に入れているし、
行った先々で老眼鏡を忘れるわ、手帳を忘れるわ、携帯なんかは忘れてはいけないと思ってカバンの中に入れているのを忘れて「携帯がないッ」と探しているし・・・。

それだけではなく、体力も落ちてきました。
昨日、久々に徹夜をしたら、すっかり体調を崩し、今日一日、まったく体が機能していないのです。
お陰で、行く先々で忘れ物だらけ・・・。
実は今、このブログも青息吐息の状態で書いております。

10年前は──、
少なくとも二日や三日くらい徹夜しても平気でした。
シナリオを書きながら朝を向かえ、喫茶店でモーニングコーヒーを飲みながら別の企画書を書き、昼食はおにぎり片手に書き続け、夕方になって空手の指導に行き、少年部から一般まで指導し、一般部では若い選手クラスとスパーリングをガチンコでやり、帰宅して軽く食事し、再びシナリオを書きながら朝を迎える。
そんなことを何の苦もなくやっていました。

10年たった今・・・、
年を取るとは、こういうことなのか、と痛感しています。
還暦など、自分の人生の中でやってくるとは想像さえもつかなかったのに、“アラ還”とかいう世代に入っている。

オイオイ、体調を崩しているから弱気なブログになっているぞ、ですって?
いえいえ、弱気ではなく、やる気があるからこそ、“年令という負”を書いているのです。

老いてくると体力が落ちてくるのは当然です。
しかし、人生の経験値までは落ちておらず、むしろ、体験からくる燻し銀の輝きや力を発揮できる筈と思っています。

この大不況から、倒産が増え、
高齢者の失業者も増え、就職難が続いています。
実は、小生の友人・知人の中にも深刻な状況に追い込まれている人たちが何人かいますが・・・、
その人たちが、仕事ができないのか、というと、そうではありません。
それぞれに、それ相応の“才能”のある人たちばかりです。

にもかかわらず、
悲しいことに大不況の今、彼らは、社会の中でも、人生の中でも、辛酸をなめさせられています。

確かに、年を取れば、
物忘れはするかもしれない、体力も落ちるかもしれない、徹夜も出来なくなるかもしれない。
されど、やる気と経験値はあるのだから、充分に闘える!

人は──、
老いてこそ達人!
そのように齢を重ねていくことが大切だと思います。
不況だからこそ、企業は、そんな達人たちに目を向けるべきだ!
そう思う、この頃であります。


posted by 井上誠吾 at 23:30| 日記