2011年06月29日

年老いた天使たち・支援の輪を広げよう

前回、さらに前々回、からの続きということで、
“前振り文”はなしで、本題へと入らせていただきます。

山田さん(福島原発暴発阻止行動プロジェクト代表)には、
大変失礼なこと、と重々承知の上で言わせて貰います。
これまで、国会の議員会館で行われたプロジェクトの集会に参加してきて感じたことは、
「政治家に頼っている限り、このプロジェクトは実現しない」
ということです。

小生自身、政治家には強い失望感を抱いてしまっているため、集会では政治家に対して異論を吐いてきました。
集会で議論している最中に、
「○○先生がおいでになりましたので、ひと言ご挨拶をお願いします」
と司会役の国会議員のセンセイが、仲間の議員が顔を出すたびに集会を中断するので、小生はあえて苛立ちを隠さず、
「議員の挨拶を優先して欲しくない。本来、政治家が陣頭指揮してやらなければならないことを我々がやろうとしているんだ。顔を出すだけの実のない挨拶をしてすぐに退室するんじゃなく、我々が何を議論しているのか、最後まで聞いたのちに意見を言って貰いたい」
と苦言を呈しました。

しかし、山田さんが、
「国家プロジェクトとして動くためには、我々の熱意を国会議員の方々に理解して貰い、協力を得られることが不可欠です」
と小生をやんわりと窘められ、
続いて、司会役の議員のセンセイが、
「このプロジェクトを仲間の議員たちに伝えるためにも、集会に顔を出してくれた国会議員たちの挨拶を優先させて下さい」
と便乗する始末。

小生、山田さんから窘められた「国会議員の理解と協力が不可欠」であることは、よく理解しております。
少なくとも、震災前の政治家に期待していた頃の小生なら、諸手を挙げて大賛成をしていたことでしょう。
しかし、残念ながら、集会に顔を出してくる国会議員たちが、
「皆さんが何を議論されているのか覗きにきました」とか「国を憂えておられる皆さん方には頭が下がる思いであります」とか、町内会の盆踊りの挨拶となんら変わらない発言しかしないのです。

「コンクリートから人へ」といっていた政治家たちが、
高い数値の放射線を浴びていた20キロ圏内の人々を見殺しにし、被災地で苦しんでいる人々に手を差し伸べず、政権闘争に明け暮れているのです。

いったい何をやっているんだ政治家どもよ!
小学生でも、
「もっとも優先すべきは被災者救済」
だと分かっているぞ!
今更ながら、こんな政治家たちに日本の舵取りを任せている国民はいったいどうすればいいんだ、と嘆かざるを得ません。

というわけで、山田さんには申し訳ありませんが・・・、
今の政治家たちに期待するのは、賢明ではないのです!

残念ながら、このままでは山田さんたちの善意の活動は徒労に終わってしまうでしょう。
しかし、小生は、それで良いとは思っていません。
それでは、どうすれば良いのか?

またナガクなりましたので、
次回の、
「年老いた天使たち・支援の輪を広げよう《続編》」
へと繋げさせて下さい。





posted by 井上誠吾 at 10:20| 日記

2011年06月22日

年老いた天使たち・福島原発暴発阻止行動プロジェクト


前回の続きという事で──。
「年老いた天使たち」というのは、
元技術者の山田恭暉さん(72)を中心に、
「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」(一昨日届いた活動報告では団体の正式名称をこれからは「福島原発行動隊」と変更とのこと)
で活動されている方々のことです。

このプロジェクトは、福島原発の収束へ向けて、
「退役した元技能者・技術者たちが福島原発事故の現場でボランティア作業をする」ことを目的に結成されたものです。

「年老いた」は失礼かも知れませんが、
小生も、もうすぐ還暦、お仲間ということで許しを乞い、
「年老いた天使たち」と表現させて頂きました。

さて、その天使である山田さんは、、
「原発の暴発を防ぐには、10年作動する冷却設備を設置しなければならず、放射能汚染された環境下での作業となる。現在、原発事故現場では若い人たちが作業をしているが、阻止するには、放射能被曝の害が少ない高齢の技能者・技術者たちが次世代のために働くしかない」
と訴えているのです。

このプロジェクトに興味を抱かれた方は、
「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」
のサイトを見て貰えれば更に詳しい情報が得られます。
代表である山田さんのような元技術者や技能者はもちろん、原子力関係の大学教授、放射能医学の医師、建設重機のオペレーター、福島原発の建屋建設に携わった鳶職人、はたまた技術も技能もないが体力だけはある方、後方支援で現場で働く人々の弁当を作りたいという女性、等々・・・様々な人々が集結しております。
現在、行動隊&賛同・応援していただける方を募集されており、登録フォームもありますので、ぜひとも覗いてみて下さい。

実は、小生もプロジェクトの一員として登録しています。
震災後、何か自分にできることはないか、と思っていた折、
山田さんのブログを見て、すぐに参加を決意しました。
しかし、行動隊は放射線の感受性が少ない60才以上とのことで、小生はあと1年と2ヶ月ほど経たないと行動隊には入れず、賛同・支援者として登録させていただき、集会等に参加しております。

現在、行動隊(60才以上)が約369人、賛同・支援者が約1224人で、政府に対して国家プロジェクトとして申請するように活動しております。
小生が参加した5月中頃は、まだ行動隊が約70人、賛同・支援者が約700人程度だったので、相当に増えてきてはおりますが・・・、
「数は力」であり、今のままでは圧倒的に数が足りません。

山田さんを中心に、なんとか政治家たちを動かそうと活動しているのですが・・・、
周知の如く、今の政治家にはまったく期待はできません。

それでも、山田さんたちは、
まさに天使のような純粋さで、政治家たちに期待し、このプロジェクトの実現へ向けて活動されておられます。
個人的には、山田さんの謙虚で温厚な人柄に深く感動し、尊敬の念も強く抱いているため、残念で仕方ありません。

すみません。またナガクなりそうですので、
次回の「年老いた天使たち・支援の輪を広げよう」へと繋げさせていただきます。


posted by 井上誠吾 at 10:14| 日記

2011年06月14日

人間の皮をかぶった悪魔たち・年老いて意気盛んな天使たち


福島原発事故は未だに収束の見通しが立っておらず、
政府首脳の対応ぶりには、怒りを通り越して、ただただ呆れるばかりです。

原発事故が発生した頃、
「ただちに人体に影響を与えるレベルではありません」
と枝野官房長官が会見をしていました。
しかし、あの時点で正確なデータが出ており、すでに20キロ圏内の人々は高い数値の放射線を浴びていたのです。
「ただちに非難して下さい。そうすれば人体に影響を与えるレベルではありません」
と緊急会見をすべきだったのです。

小生は、政府首脳陣が、まさか国民を見殺しにするようなことはしない、と信じていたのですが・・・その「まさか」を犯していました。

唖然・・・呆然・・・愕然・・・、
そして、政治への深い失望!

国民がパニックを起こすと思って隠していた?
命の危機に晒されている人々がいるというのに、
パニックを恐れて「逃げなさい」と言わないのは、
人間の皮をかぶった悪魔の所業だ!

メルトダウンからメルトスルー、そしてホットスポット汚染!
悪魔どもが隠蔽していることは、まだまだ数多くあるのではないか、と推測されます。

被災地の人々が大変な日々を送られているというのに、
菅内閣はじめ、各省庁・各官僚、
そして、与党や野党の政治家たちよ。
政局・権力闘争にうつつを抜かしてる場合ではないだろう。
「お前たちはいったい何のために政治をやっているんだ!」

小生は、今まで政治家には大きな期待をしてきました。
このブログでもいろいろと書いてきましたが、
安倍さんの「美しい国づくり内閣」などは相当に期待したし、
福田さんにも“ほどほど”に麻生さんには“そこそこ”に、
一転、民主党政権になり、
鳩山さんには「これで日本が変わる」と最大級の期待をしたのですが・・・変わったのは鳩山さんの言動だけ。
そこまで期待を裏切れているというのに、続く菅さんにもまたまた期待をした挙句、この体たらく。

小生が政治家に期待するあまり、
「政治家に期待するほうがおかしい」
という息子たちと朝まで生テレビ状態で口論をし、時には親子の縁が切れてしまうほどの激論を繰り返してきました。
指導員の中にも、原発事故が起こって間もない頃、
「20キロ圏内は汚染されていますよ。政治家のいうことは信用できません」
と言っていた人物がいました。

彼らの言う通りでした。
残念ながら、
「今の政治家には期待できない」
小生、やっと、この結論に至りました。

しかし、
政治家が駄目でも、国民は素晴らしい!

事実、被災地の東北の人々は、世界から、
「素朴で秩序正しく、冷静で忍耐強く、略奪も暴動も起こさず、絆を大切にして互いに助け合っている」
と賞賛されています。
同じ日本人として誇らしい限りであります。

それは、
タイトルの「年老いて意気盛んな天使たち」も同じです。
同じ日本人として、誇らしい人々であります。

しかし、またナガク・クドク・シツコクなりそうなので、
“年老いた天使たち”の話しは次回へと繋げていきたいと思います。
posted by 井上誠吾 at 10:37| 日記