2012年02月11日

藤島部屋・朝稽古見学



早朝の土俵に、どしーん、と響くぶつかり稽古!
先日、大相撲藤島部屋の朝稽古に招待され、見学をしてまいりました。

誠真会館の道場生でもある大樹工業の斉藤社長と友人の仕出し弁当会社の中里社長が仲介の労を取られ、今回の見学の運びとなりました。

寒い中、早朝からのぶつかり稽古は神聖なものでした。
そしてまた、親方の叱責の中、幕下の若いお弟子さんたちがフラフラになりながら稽古をする姿に縦社会の厳しさを感じました。

もはやハングリー精神なるものが皆無な時代にあって、
このような世界で奮闘している若者がいるということが素晴らしく、この苦しみを乗り越えて、関取として大成してほしいものです。

稽古が終わった後、
ちゃんこ鍋の席に接待され、
親方や雅山関の横に座らせていただきました。
席についてすぐに、雅山関が、
「ビールは飲まれませんか?」
と勧められたのですが、車であることを伝え、丁重にお断りをしました。
正直言って、本物のちゃんこの味に舌づつみを打ちながらのビールは格別だろうな、と垂涎ものだったのですが・・・。

それにしても、ちゃんこ料理といえば、こってりとした濃厚な味なのではと想像していたのですが、
意外にも、あっさりとした全体にヘルシーな品々でした。
皆さん、これを何杯もおかわりをして、沢山食べることで体を大きくしているとのことでした。

食事中、周辺にはお弟子さんたちが親方や関取や我々客人たちを取り囲んで立っており、
おかわりとか、飲み物とか、おかずの追加とか、大きな体で細かい気配りで動き回るものだから、何だか申し訳ない思いで箸を進めました。
若いお弟子さんたちは親方や関取の食事の世話が終わった後、やっと食事の番が廻ってくるのです。
これも厳しい縦社会の規則であります。

相撲道と我々の空手道、
同じ道という世界を歩むものとして、
痛い思い、辛い思い、怖い思い、苦しい思いをするのは共通であります。
若いお弟子さんは勿論、誠真会館の少年部や若者たちも、
そこから背を向けずに己れと闘ってほしいものです。

実に貴重な体験をさせて頂きました。
斉藤社長・中里社長、ありがとうございました!
感謝の押忍!

posted by 井上誠吾 at 14:31| 日記