2012年08月29日

映画が完成、被災地で無料公開!


ついに、
「リトルウィング〜3月の子供たち〜」(カラテキッズ改め)
が完成しました!

手前味噌かも知れませんが、お蔭様で素晴らしい作品に仕上がりました!
当初からの予定通り、東日本大震災の被災地を皮切りに公開していきます。
現在、公開が決まっているのは、
福島県矢吹町文化センター 9月17日(祝) 18時30分 公開です!

矢吹町の仮設住宅で避難生活をされている方々を中心に、被災地・福島県の方々に観ていただこうと、無料公開を致します。
当日は出演俳優たちと一緒に誠真会館のカラテキッズの子供たちと福島門馬道場の子供たちがトークショウと演武を行います。
福島県の方で観たいという親戚やお知り合いの方がおられましたら、無料ですので、是非とも会場へお越しいただくようお伝え下さい。


いやぁ、それにしても、長かった・・・。
去年の5月頃から脚本を書き始め、迷走に次ぐ迷走。
ここに至るまで、毎日が途方もなく長く感じました。

それにしても、
この企画に共鳴して、協賛金を提供していただいた方々には心から感謝であります!
同様に、浅野プロデューサーはじめスタッフの面々。
ボランティア出演の寺島進氏・菅田俊氏・関根大学氏。
さらに主演の菜葉菜さん・河合龍之介さん・結城貴史さん。
子役での主役・神名悠翔、カラテキッズの少年部たち。
福島門馬道場の円谷隆政、門馬道場の少年部たち。
まだあります。
誠真会館の道場生や保護者の皆さん、
志優会の道場生や保護者の皆さん、
門馬道場の道場生や保護者の皆さん、
企画協力してくれた大葉健二氏・春田純一氏。
そして、この復興支援チャリティー映画の主旨に賛同して集結した製作支援者・キャスト・スタッフ等々、この映画に関わったすべての皆さん。

お蔭様で、素晴らしい映画が出来ました!

福島で被災した母と子が、東京に避難してきて、街の人々に支えられながら、空手を通して成長していく。
 強さとは何か?
 優しさとは何か?
日本人が忘れつつある大切なものを呼び覚まし、
涙、そして、ほのぼのとした笑いに包まれた感動作品です!

近々、試写会を行います。
9月17日の公開前に試写会を行いたいのですが・・・、
なかなか会場が見つからず、
現在、何とか良い所はないか、と探しておるところです。

試写会が決定したら、またお知らせします。
先ずは、このブログをご覧の皆さんに観ていただきたいと願っております。
よろしくお願い致します!


posted by 井上誠吾 at 11:38| 日記

2012年08月07日

矢吹町・大葉健二・一般合宿



「リトルウィング〜3月の子供たち〜」(カラテキッズ改め)
の被災地での公開へ向けて、福島県矢吹町の町長とお話をしてきました。
続いて「宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE」の撮影報告。
さらに、群馬県尾瀬高原での一般合宿の報告。
等々、以下、ひとり言風に報告をさせていただきます。



小生と浅野プロデューサーと共に福島県門馬道場の矢吹本部の門馬師範を訪ねる。
門馬師範に仲介の労を取っていただき、町役場へと向かった。
町役場は節電のため照明が消され、職員の方々は暗い中で外界の明かりだけを頼りに仕事をされていた。
窓辺の人は明るいけど、窓から遠い人たちは書類など見辛いだろうに・・・。
そういえば、大震災直後から、約半年くらいは東京の街も暗かった。池袋駅や新宿駅のコンコースなど相当に暗かったし、商店街も住宅街も、街全体が節電状態で暗かった。

あの大震災後の昨年の東京の光景と、時を経て土地も違う矢吹町役場の中が、デジャブ感覚で繋がった。
そして、東京の街は昨年よりも明るさを取り戻しているというのに・・・。
福島県は・・・時が止まっている・・・そう感じた。

以前、ブログに国会の議員会館のことを書いたが、議員会館の中は節電もせず、人のいない廊下やトイレ等々の広く大きい空間に照明が明々と点いていた。
しかし、福島県の矢吹町役場は・・・!

暗い役場でも、職員の方々は明るく働いておられた。
それがせめてもの救いで、申し訳なさと感謝が交錯する。

門馬師範の紹介で、産業振興課の福田和也災害係長と名刺交換し、続いて神山義久主任に名刺を渡そうとしたところで、
「あ・・・名刺がなくなった」
思わず、言葉を洩らす。

家を出る前日、
名刺の補充を忘れないようにと名刺ケースを出しておいたのに、他の事に気に取られ、すっかり忘れていたのだ。

すぐさま福田氏と神山氏が気遣われ、
「これは町長の分にお使い下さい」
と名刺を小生に戻され、さらに足りないだろうからと、女性職員の方に名刺のコピーを指示。即効、見事な名刺が完成!
節電の中、お忙しい職員の方々と町経費を使わせるなど、
とんでもない愚か者め!・・・と己れを叱る。

平身低頭で礼をのべ、町長室へと向かう。
野崎吉郎町長、渡邊正樹副町長、栗林教育長と対面する。
9月17日に福島県矢吹町を皮切りに、各被災地で公開し、仮設住宅に非難されている方々や小・中学生の子供たちを無料招待し、映画公開をしていきたい旨を伝える。
大いに喜んでいただき、また感謝され、嬉しく思う!

町長とは様々な話をさせていただいたが・・・。
福島県は今の日本で、間違いなく最大の地域格差を蒙っている県だといえる。

しかも、その地域格差は県内にもある。
同じ震災被害で家が倒壊しているというのに、
同じ原発事故で被害を蒙っているというのに、
道路一つ隔てただけで、
義援金や賠償金が支払われるところと、
支払われないところが生じているのだ。

どこかで線引きは必要かもしれないが、その区分けの仕方には問題があるだろ、と怒りたくなる。
風評被害も大きい。
宮城県や群馬県には大勢のボランティアがいるというのに、福島県のボランティアの数は圧倒的に少ない。
東電トップたちよ、官僚トップたちよ、政界トップたちよ!
この福島の現状をなんとかしろッ!
それがお前たちがやるべき最大の使命なんだよ!

ま、てめぇらの保身しか考えてない輩共だから、何を言っても、困ってる人たちの気持ちなど分かりゃしねぇだろな。
昔のお年よりはよく言ったもんだ。
「嘘ついたり、悪いことしたら、地獄に落ちるよ」
あれは真実だよ。死後の世界は必ずある。
国のトップたちよ、てめぇら全員、間違いなく地獄に落ちる!

「悪いやつらは天使の顔して、心で爪を研いでいるものさ」
福島から帰京した翌日、大葉健二と関根大学と会う。
福島の話をすると、「宇宙刑事ギャバン」の歌詞に上記のフレーズがあり、まさに今の東電や政府トップが「天使の顔して爪を研いでる」と大葉が言った。

大葉は今、今年の10月公開予定の映画「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の撮影に入っており、この日はオフだった。
監督はジャパンアクションクラブの我々三人の先輩である金田治がメガホンを取り、大葉のアクションシーンだけは、かつてのテレビシリーズ「宇宙刑事ギャバン」の時と同じように金田がアクションをつけているそうだ。
10月公開が実に楽しみだ!

大葉と関根大学の店で終電まで飲み、帰って寝たのが2時。
翌朝は、一般の合宿・尾瀬に向かう。

今回は、文星芸大附属高校空手部との合同合宿。
空手部顧問の中田祐市先生は、実は小生の空手の教え子である。
思えば十数年前・・・彼が入門してきたのは、まだ大学一年生だったと記憶している。体格も大きいわけではなく、ましてやセンスもないので、最初はまったく目立たない存在だった。
しかし、真面目な好青年で、真っ白な素直さを持っていたので、やれば伸びる、と稽古に励ませた。

以後、大学四年生まで稽古に励み、全国大会に出るほどまでになったが、内定していた教師の道に進むという。
「もう少し残って空手を続けてみないか」
小生の言葉に彼は素直に頷いた。
そして、すぐさま教職をあきらめ、法政大学から東京芸大の大学院に入り、再び、空手の道を歩み出してくれた。
これには言葉がないほど嬉しかったが・・・、
内心は、ご両親に対して何と申し訳ないことをしたものか、
彼を教師の道に送り出してやるべきではなかったのか、
と猛反省もした。

しかし、それを彼は杞憂に終わらせてくれた。
彼は大学院生活の2年間、学業はもちろん、空手にアルバイトにと充実した毎日を送り、全国大会レベルの試合にも挑戦し続けた。
大きな戦績は残せなかったが、「勝つことがすべてではなく、強く優しくあることが大切なんだ」との体験を積んでくれた。
そして、再び、高校教師の道を歩み始めたのであった。

今、彼が教えた空手部の高校生やOBたちは、各大会やキックボクシングの大会などで好成績を残し、学校内でも礼儀正しく、その活動態度が大きく評価されている。
さらに彼自身、教師の身でありながら、キックボクシングに参戦し、素晴らしい戦績を残し続けているのだ。
私生活においても、結婚し、良き奥さんや子供たちに囲まれ、夫として、父親として、立派な家庭を築いている。
実に素晴らしい!
彼の成長ぶりには、小生が励まされ、勇気付けられる!

合宿に参加した一般道場生の皆さんも、清々しい高校生たちから元気を貰ったのではなかろうか。
ちなみに一般部では、温泉の湯が気に入った人が多かった。
とりわけて温泉好きではない小生さえも気に入り、合計で4回も湯に浸かった。
皆さん、この合宿を満喫してくれたのであれば幸いである。



というわけで、以上、三件の報告をさせていただきました。
また今回も、ナガク、クドクなってしまいました。
次回からは、なるべく短く「ひとり言を呟きたい」と思っていますが・・・また報告しなくてはいけないことがあるかも知れず、その際にはご了承下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
感謝の押忍!

posted by 井上誠吾 at 11:20| 日記