2013年06月03日

文武両道クラス




先日の土曜日、いよいよ文武両道クラス、を始めました。

「文武両道」というと、物すごく固いイメージがありますが、
「強く、優しく、潔い」
とは、どういうことか、少年部にとっても分かりやすく、明るく、楽しく、指導していきたいと思っております。
そして、保護者の皆さん方には、指導内容を参観・吟味していただき、子育ての一助になればと願っております。

さて、
なぜゆえに、「文武両道クラス」なるものを設けるに至ったか、
以下、ひとり言です。



空手がオリンピック種目から外された。
残念だが・・・。
こうなることは想定していただけに落胆はしていない。

そもそもが「オリンピックの種目からレスリングを外す」こと自体に問題があると思っている。
人気がない種目なので放映料や広告料や入場料に影響するらしい。
さらに「ロビー活動をしていないので除外」とのこと。
いやはや、IОCは商業主義を通り越して拝金主義だな。

そもそもロビー活動という胡散臭いものをしなければ除外される、という慣例が罷り通っていることが疑問である。
オリンピックの精神からして“フェア”ではない。
そこには「献金や賄賂や裏工作といった蓋をしたくなるようなものが存在している」と疑われても当然である。

オリンピック開催地の誘致合戦も然り!

あの猪瀬知事が笑った。
笑顔の似合わない猪瀬知事が身振り手振りでIОCにおもねるような笑みでスピーチをしていたが、
実に、似合わない!
猪瀬さんの“へつらい顔” は気持ち悪いだけで、 ゛苦虫つぶした素顔Wのほうがまだ魅力的である。

猪瀬さんだけじゃない。
安倍さんまでもが招致を願ってアカペラで歌っていた。
時の総理だけではなく、皇室さえも面会や会食に動かされていた。
海外では、国王や大統領が誘致活動に動かされるという。

こうなってくると、IОCは拝金主義だけじゃなく、
封建時代の殿様以上の権威主義さえもあわせ持っているようである。

こんな状況で、
もし、空手がオリンピック種目に選ばれた場合──、
我々フルコンタクト空手で採用しているダイナミックな技は、すべて危険な技と見なされるであろう。
例えば、我々は、上段廻し蹴りの技が決まり、相手選手が倒れて起き上がらなかった場合は「一本勝ち」としているが、
IОCにしてみれば「このような上段廻し蹴りは危険技」なので、「反則技にしなさい」とルール改正を指示されるであろう。

ちなみに、我々はこの技を少年部でも採用し、これまで数多くの大会を開催してきたが、まだ一度も怪我人を出していない。

空手がIОCからルール改正された場合、ダメージの少ないポイントが優先され、ほとんどテコンドーと類似してしまう。
そうすると、同様の競技が二つ存在することになる。
例え、韓国とロビー活動を争って、大枚のロビー資金を投入した末、空手がオリンピック種目に選ばれたとしても、嬉しい筈がない。

もはや、それは空手ではない!
ましてや、国民の血税をロビー活動なんかでムダに使うな!
と、こちらから不参加を宣言!
さらに、
「IОCの拝金主義と時代錯誤な権威主義こそ、クーベルタンのオリンピック創立精神に則り、ルール改正すべきだ」
と弾劾したい!

ま、そんなこんな、
あれやこれや、の理由で、
オリンピックのあり方そのものに失望してしまった。




と、ひとり言は、この辺で・・・。
これ以上、書き出すと相当な枚数を割くことになりそうなので、控えます。
今後、オリンピック関して、マスコミの報道は過熱するでしょうから、その都度、問題点を割り振って書いていきたいと思います。

現在、空手団体は多岐に渡っており、
各団体がそれぞれの特色を活かして活動していますが・・・、
小生は、
「空手は武道から離れたところで存在すべきではない!」
と信じて疑いません。

実は、ひとり言で述べた概要は、誠真会館の幹部会の席上でも取り上げました。
そして、これまで誠真会館の館長として、
「空手をオリンピックへ、と掲げてきた目標を断念する」
と報告をしました!

そして、上記の理由のほか、
「柔道連盟の体罰・不正受給・セクハラ等々の問題」
「剣道・相撲・バスケ等々の指導者による体罰問題」
等々の問題を取り上げ、
「武道団体が腐りきり、学校の指導者の体たらくが続出する今こそ、誠真会館は武道空手の普及に専念すべき」
との方向を示しました。

そこで、「文武両道クラス」を設けました。

「文武両道」とは、
けっして難しいものではありません。
また、右よりの思想でもない、と断言します。
「強く、優しく、潔い」とは何か?
空手の稽古を通して実体験していくことで理解していけるように指導します。

第一回の「文武両道クラス」は、
何人かの少年部や保護者の方に感想を聞いたところ、
「良かった!」との評価を頂いております。

第二回・三回と、回を追うごとに、
「参加して良かった!」
との声が届くように内容を充実させていきます。
親子一緒に道場へ顔を出していただき、武道に触れることで、子育ての一助になれば、この上なく嬉しく思います。

またナガクなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
押忍!



posted by 井上誠吾 at 14:10| 日記