2013年07月19日

月刊フルコンタクトカラテに映画評が掲載




映画「リトルウイング 3月の子供たち 」が、
月刊フルコンタクトカラテ9月号(7月23日発売)にて、
映画評として掲載されます。

詳細は、雑誌を購入していただければ嬉しく思いますが、
以下、その記事の一部だけ紹介します。



映画『リトルウイング』 公開前レビュー

東京の誠真会館と福島の極真会館門馬道場が製作に全面協力し、震災復興支援映画として製作され、モーニングロードショー公開される。
「人が生きていくうえで必要な『強さ』とは何か」という普遍的なテーマを扱っている。
本誌では一足早くこの映画を視聴したので、ここにレポートを掲載する。
  ( ──中略── )
〇宝石のような子供達。
この映画は東日本大震災の震災復興映画である。
登場する試合の場面は誠真会館と門馬道場の交流大会であり、道場は誠真会館の道場だ。
しかし、この映画には大震災の傷跡を描写する場面はほとんどない。
作中に登場する仮設住宅や、登場する子供のセリフから、それぞれが辛い経験を背負って今を生きていることが察せられる。
  ( ──中略── )
福島から東京に越してくる大和役には神名悠翔(誠真会館)、
いじめられっ子だった大和の親友・サトシ役には円谷隆政(門馬道場矢吹道場)が選ばれており、
作中人物として門馬道場の門馬智幸師範、志優会の新津茂男代表も登場する。
  ( ──中略── )
子供達の体当たりの演技は、たとえ拙くとも見る者の心を揺さぶる。
それは「福島」という現実とリンクしているからに他ならないが、それ以上に子供達が一心不乱に空手に取り組み、明るく笑う姿が、とてつもなく貴重な宝石のように思えてくる作品である。
  ( ──中略── )
〇真の強さとは何か?
空手を武術と考える側、スポーツと考える側の意見を明確にするために各キャラクターが極端とも言える主張を行い、相容れない葛藤を続けている。
「本当の強さって何だ?」
殺し合いを制する強さか、試合を制する強さか、
それとも――?
答えは意外な所からやってくる。
それもこの映画の見所の一つだ。この問いに対する答えは人それぞれかもしれないが、これがこの作品を貫く太いテーマとなっている。
  ( ──中略── )
見終わった後には爽やかさが残る。
フルコンタクト空手に携わる人だけでなく、広く一般の人々にも見て欲しい作品だ。
試合で勝つことにこだわりを持つ人には、空手の違った側面が見えてくる作品でもあるだろう。
公開日は7月27日(日)から8月16日(金)まで、
オーディトリウム渋谷にて。
モーニングロードショー(10時30分からの上映)となる。



以上です。
随所に、製作者の気持ちを見事に言い表した映画評です。
書いていただいた副編集長の宇津徹郎氏には心から感謝申し上げます!
他にも、映画の各シーンの写真も掲載されていますので、是非とも買って読んで頂きたいと思っております。

「今年の夏休みは家族そろって空手映画を観にいく」
というのはいかがでしょうか!

前売りチケットは各道場で受け付けます!



posted by 井上誠吾 at 10:07| 日記