2013年09月30日

全福島県空手道大会




「オリンピックと繁栄」
を書く予定でしたが、昨日、大きな大会がありましたので、報告をさせて頂きます。

大会とは門馬智幸師範主催の全福島県空手道大会です。
北は北海道から、南は関西圏や北陸圏からも参加者が集いました。
門馬師範の指揮のもと、門馬道場の道場生の皆さんや少年部保護者の皆さんが大会スタッフとして、役割分担をしっかりと把握され、見事な運営でありました。

何かと門馬道場の方々とは顔を会わせる機会が多く、親しくさせていただいておりますが・・・、
それにしても、スタッフの仕事をされている間にも関わらず、小生の顔を見かけると駆け寄ってきては挨拶をされていく。
皆さんの礼儀正しさ・実直さ・素朴さは、人柄に現れており、見ているだけで心が和んできます。

それは今回、新津茂男代表率いる志優会の皆さんにも同様のことを感じました。
選手はもちろん、セコンドの方々も、小生のもとへ次々と来られ、挨拶をされていかれました。
失礼な話ですが・・・、
一瞬、門馬道場の方か志優会の方か、迷ってしまった時があり、それほど人柄が似通っておられます。
いや、同様に見えるのは、老いらくゆえの認識力の低下だ、と言われればそれまでのこと・・・、
門馬道場と志優会の皆さん方が素晴らしい人柄であることに間違いはありません。

それはW門馬師範と新津代表の人徳Wの賜物でしょう。
誠真会館の館長として、大変勉強になりました!

また今大会でも、
志優会の選手たちが大活躍をされたこと、
大変嬉しく思いました!


W勉強WとW嬉しさWといえば──、
今大会に出場した誠真会館の少年部からも教わりました。
五人の少年部が参加したのですが、
優勝が二人、三位が二人。
残る一人は大健闘の末、準決勝目前の四回戦で敗退。
と立派な戦績を残しました

特に三位に入賞したS君には感動させられました。
実は、大会会場に入った際に、緊張と恐怖から、すでに泣き顔になっていたのです。
それでも一つ一つ、試合に挑んでいき、
準決勝まで勝ちあがり、なんと対戦相手はいつも道場で稽古をしている仲間、誠真会館の道場生のH君。
このH君、各大会において負け知らずの連戦連勝中。
H君が優勝できなかったのは一学年上のクラスに出場させた時のみ、という猛者です。

S君にとって、H君との準決勝は恐怖の極み!
二人のご両親・道場生仲間・保護者の方々、が固唾を呑む中、静かに試合が進行。
やがて、
「どっちも頑張れ!」
とセコンドの声。
若干だが、S君への声援が多かったのは、判官贔屓か。
それにしてもS君、恐怖に打ち勝った!
道場で完膚なきまでにやられ、時には壁際まで追い込まれているH君に対し、真っ向から勝負をし、一歩も引くことなく、戦った!
5-0の判定で負けたものの、攻防の技といい、フットワークといい、道場で見せたことのない素晴らしい試合運びであった!

続いて、三位決定戦に挑んでいき、技ありを取っての勝利!
その顔からは、朝見せていた泣き顔はすっかりと消え、三位入賞の嬉しさに鼻の穴を膨らませていました。

時に、子供は急成長します。
ダメな子供なんて、どこにもいない。
やる気さえあれば、人は必ず成長する、ということをあらためて教えてくれました!

S君だけではなく、今大会に参加した五人の少年部は、それぞれが大健闘をしました!
そして、少年部の保護者の方々が自分の子供以外の子供たちを懸命になって応援するという、保護者間の交流が見えてきて、嬉しく思いました。

遠い福島の地まで、家族でやってきて、互いに応援しあう。
五人の子供たちは、そんな親御さんたちの姿を見て、人と人とのコミュニケーションの大切さを学び取ったに違いありません。

この大会の模様は、10月20日(日)午後4時25分から、30分番組で福島中央テレビ局で放送されます。
福島にお住まいの方はもちろん、知人・親戚の方がおられましたら、是非ともお知らせしていただければ嬉しく思います。

全福島大会に関係されたすべての皆さん、
お疲れ様でした!
福島の震災復興を祈りつつ、感謝の押忍!




posted by 井上誠吾 at 11:47| 日記

2013年09月28日

2回目・オリンピックと平和




前回に続きまして、
オリンピックに関連する「平和」がテーマです。
以下、ひとり言、です。




平和ほど難解なものはない。
世界は常に内戦や紛争やテロの危機に直面している。
平和ボケしてきた日本人も近隣諸国の横暴さには、さすがに危機を感じ始めている。

核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮。
尖閣諸島に領海侵犯・領空侵犯を繰り返す中国。
竹島問題の韓国、北方領土問題のロシア。

これらの隣国は、こぞって自国の利権ばかりを主張し、国としての品格が欠如している。

少なくとも武道・武士道は利権で動く事をW恥”とする。
さらに、人を陥れたり、懲らしめたり、苦しめたりする事も、
“恥ずべき行為”として戒めている。
さらに、武という文字は、戈(ほこ)を止める、と書く。
武が求める究極の姿はW和Wである。

そもそも日本は、
「和をもって尊し」
世界に誇るべく民族意識を有する国である!

思想・宗教・哲学・民族・国家が違うというだけで、
互いに憎しみ合い、殺戮しあう事ほど愚かなことはない!

残念なことに、日本はW和Wの本分を忘れ、愚かな戦争に突入していき、長崎・広島に原爆を落とされたことで戦争に終止符を打った。
どれほどの人々が地獄図の中で死んでいったことか・・・。
戦争ほど残酷で悲惨なものはない。

本来、被爆国の日本でオリンピックを開催するとすれば、
長崎・広島であろう。
4・5年前だったろうか、長崎・広島が誘致に名乗りをあげたが、東京よりも、その方がW平和の祭典Wに相応しい開催地だと思っていたが・・・。
今回、両市から声が上がらなかったのは残念である。

オリンピックは、平和の祭典、へ原点回帰してほしい!

政治や企業はもちろん、
民族や宗教や思想にも利用されてはいけない。
真なる聖域でなければならない。
しかし、オリンピックに参加している軍事大国が、
W弱小国に対して軍事力で威圧・攻撃を繰り返しているW
のが現状である。
これは空手に置き換えれば
W有段者が白帯に暴力をふるっているW
ようなものである。

もし、世界の為政者が、
武道・武士道精神を根本において政治を行うならば、
このような理不尽な行いはしないであろう。
人や組織や国というもの、常に戦いを強いられている。
だからこそW強く優しく潔くWあらねばならない。

目指すべきところは、
「戦わずして勝つ」
つまり、平和外交での闘いである。

日本が“武道力”を持って、
オリンピックへの参加を実現していくならば、
“平和の戦士”として全世界に誇れる民族となるであろう。




と、そんなことを思っております。
空手がオリンピック種目から外されたことが残念です。
それゆえに、
「武道空手を広めるしかない!」
そう覚悟しています。

押忍!





posted by 井上誠吾 at 10:36| 日記

2013年09月21日

1回目・オリンピックと空手




今回から、三回に分けて、以下を書いていきます。

1回目・「オリンピックと空手」
2回目・「オリンピックと平和」
3回目・「オリンピックと繁栄」

どの回も、マスコミが報道している事と重複するような内容にするつもりは一切ありません。
小生独自の観点で各テーマを斬り取らせて頂きます。
以下、ひとり言、です。




空手がオリンピック競技から外された。
空手界は大きく分けて二つ。直接打撃制空手と寸止め制空手がある。
今回、候補となっていたのは後者の寸止め制空手だ。

もし、この寸止め制空手がオリンピック種目に決定していたら、安全性重視のオリンピックルールへと変更されることに陥ったであろう。
ベッドギアや防具を身に付け、ボクシングがそうであるようにWポイントを優先するルールWが適用される。
そのテレビ中継を一般視聴者が見た場合、既存のテコンドーと空手がW同じ競技Wに見え、両者の区別が付かないであろう。

オリンピックにW同じ競技Wは必要ない。
そうなると、当然、オリンピックでの実績があり、韓国が国を挙げて推し続けてきたテコンドーが採用されるのは明らかなことである。
残念だが、空手がオリンピック競技になる可能性は無に等しいのである。
ましてや、我々直接打撃制空手では、KОはあるし、流血することもあるし、骨折することもあることから、オリンピックに参加することは不可能である。

万が一、参加することがあれば、大幅なルール変更を余儀なくされる。
その変更された試合からは、エネルギッシュさ、ダイナミックさ、エキサイティングさ、等々が失われてしまう。
そうなると、もはや、直接打撃制空手ではない!

今・・・、
直接打撃制空手界において、大同団結し、空手をオリンピック種目に推進するための動きがあるが・・・、
残念ではあるが、種目化は無理であろう。

ただし、直接打撃制空手界が団結することに異議はない。
むしろ、団結すべきである。
その団結の目的は、オリンピックではなく、
勝手に造語させていただくと、
「カラテピック」
なるものの為に!

それは──、
全世界の直接打撃制空手のすべての団体が参加できうる、
「空手オリンピック」である!

その祭典の目的は、
「武は戈(ほこ)を止める」
平和の祭典である!
本来、オリンピックはW平和の祭典Wであった筈。
しかし、今やW経済の祭典Wにすりかえられている。

日本は「和をもって尊し」の国である。
しかも、原爆を落とされた国なのである。
この日本の武道家たちから、
W真の平和の祭典W
を創設していくべきである。

その場合、誘致活動だの、ロビー活動だの、それらに莫大な費用を投じる必要はない。
各団体のトップが、所属する道場生のために、自ら手弁当で参加する会議のW場Wがあればよいだけである。
損得勘定などせず、無償・無報酬の実践である。
そして、
この平和の祭典は、特定の団体や幹部たちに利権や特権が移譲されるものであってはならない。
大会を運営するスタッフや選手、関わったすべての人々に手厚く施され、その収支は公明正大にガラス張りで公表されなければならない。

明治維新の武人・山岡鉄舟は、
「命もいらぬ、名もいらぬ、官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは艱難を共にして国家の大業を成し得られぬ」
と西郷隆盛に言わしめた。
空手の各団体のトップたちは、こうあるべきである!

武道を根本に各団体の空手家たちは何を成しうるべきか!
空手がオリンピックから外された今こそ、
オリンピック以上に真のW平和の祭典Wたる
「カラテピック(仮)」
へ向けて始動すべきである!




さて、小生自身ですが、
「空手をオリンピック種目に!」
との目標を掲げて、今日まで誠真会館を運営してきました。
しかし、
上記のような理由から、その思いを断念しました。

これからは、
誠真会館館長として、、
空手界にW一石を投じるWべく、
この団体をさらに大きく発展させていく覚悟です。
それこそが、
「カラテピック(仮)」
へ向けての始動であります。

押忍!




posted by 井上誠吾 at 14:42| 日記

2013年09月09日

修行カップル




昨日は、
指導員の廣田圭亮君と愛を育んできた彩弥さん、
二人の結婚式でした。

小生は祝辞を頼まれ、その中でも述べましたが、
二人はお似合いの「修行カップル」と称せます。
その理由とは──。

先ずは新郎・圭亮君から。
あの「事件」は、そう、ご両親にとっては「事件」といってもいい位の衝撃だったのではないか、と思っています。
彼が大学4年生の時、
「誠真会館の指導員として使って貰えないでしょうか?」
と小生に申し出てきました。
どうやら、大学卒業を控えているのに、就職活動はしないで、空手の指導員として身を捧げたい、というのです。

しかし、小生は、
「指導員というのは、社会経験が絶対に必要だ。様々なアルバイトをして、社会経験を積みながら指導をやりなさい」
と告げました。
一般道場生には、お医者さんもいれば、大学教授もいれば、職人さんもいれば、中には背中に龍や牡丹の絵をかいた人、なんかもいるわけです。
それは、そのまま少年部の保護者にも同じことが言えます。
指導員は、様々な職業の方々、様々な立場にある方々と接することから、臨機応変に対応できる能力が必要不可欠です。

圭亮君は、小生の指示に従い、アルバイトをしながら、指導員を始めました。
彼のお母上とは、以前から面識があり、そんな指導員生活を賛成されていたのですが、お父上としては、
「何が悲しくてアルバイトしながら空手の指導員なんだ」
と思われていたんじゃないかと・・・。
しかし、お父上が小生の席まで来られ、
「息子の成長は、館長から受けた空手指導のお陰です」
と感謝の言葉を述べられました。
これには、安堵と共に嬉しさが込み上げてきました。

その圭亮君、
指導員として、いろんな道場生を教えながら、自らが空手修行に励んでいましたが・・・。
「空手修行もしたいのですが、ラーメン修行もしたいです」
今度は、小生にとって「事件」といっていい位の衝撃が!
「何が悲しくてラーメン修行なんだ」
と思う小生に、彼はこういいました。
「やがて自分のラーメン店を立ちあげて 、そのラーメン店で若い道場生たちをアルバイトで面倒みながら、強い選手たちを輩出したいんです」
これには感動しました。

彼は今、ラーメン修行しながら、新宿で「鈴蘭」という店の経営に携わりながら、店長として働いています。
近々、彼がオーナーとなってラーメンブランドを立ち上げる、とのことです。
やがて、きっと、その店で、
「若い道場生たちの面倒みながら、強い選手たちを輩出する」
有言実行の姿勢を示してくれるものと信じております。

さて、新婦・彩弥さん。
二人は大学に入ってすぐにお付き合いが始まり、交際9年!
永い春の末の結婚でありました。
圭亮君から、何度か写真を見せて貰って、可愛い方だなぁと思っておりましたが、実物はさらに可愛い!
会場から「お人形さんみたい」との声が上がっていましたが、本当に清楚で、しとやかで、人形のように可愛い方です。

その彩弥さん。
実に辛抱強く、9年という長い期間を待ち続けました。
圭亮君が、安定した企業に就職することもなく、
「空手修行だ、ラーメン修行だ」
と何やら修行に明け暮れる間・・・よくぞまぁ、呆れず、文句も言わず、耐えてこられた、と思います。

圭亮君が「空手とラーメン修行」ならば、
彩弥さんは「忍耐という修行」をされたと思っています。
まさにお似合いの「修行カップル」の誕生です!

圭亮君は、誠真会館ホームページの指導員の欄に、
「昨日より今日、今日より明日の自分へと、充実した日々を送れるように励んで下さい」
と書いていますが、
その言葉を、そのまま祝辞で引用して述べましたが、再度、このブログでも、お二人へのお祝いの言葉として、送らせていただきます。


圭亮君と彩弥さんへ。
「昨日より今日、今日より明日のWお二人Wへと、充実したW幸せなW日々を送れるように励んで下さい」           





この日は、
オリンピックの東京招致が決まった日でもありました。
圭亮君も、式の最後の挨拶で「オリンピックが決定した日に結婚式」ということを述べていましたが、
このオリンピックについては、
次回から、このブログで、三回に分けて、以下のタイトルで書いていきたいと思っています。

1回目 「オリンピックと空手」
2回目 「オリンピックと平和」
3回目 「オリンピックと繁栄」

以上です。
是非、覗いてみて下さい。

          


posted by 井上誠吾 at 10:59| 日記