2013年09月21日

1回目・オリンピックと空手




今回から、三回に分けて、以下を書いていきます。

1回目・「オリンピックと空手」
2回目・「オリンピックと平和」
3回目・「オリンピックと繁栄」

どの回も、マスコミが報道している事と重複するような内容にするつもりは一切ありません。
小生独自の観点で各テーマを斬り取らせて頂きます。
以下、ひとり言、です。




空手がオリンピック競技から外された。
空手界は大きく分けて二つ。直接打撃制空手と寸止め制空手がある。
今回、候補となっていたのは後者の寸止め制空手だ。

もし、この寸止め制空手がオリンピック種目に決定していたら、安全性重視のオリンピックルールへと変更されることに陥ったであろう。
ベッドギアや防具を身に付け、ボクシングがそうであるようにWポイントを優先するルールWが適用される。
そのテレビ中継を一般視聴者が見た場合、既存のテコンドーと空手がW同じ競技Wに見え、両者の区別が付かないであろう。

オリンピックにW同じ競技Wは必要ない。
そうなると、当然、オリンピックでの実績があり、韓国が国を挙げて推し続けてきたテコンドーが採用されるのは明らかなことである。
残念だが、空手がオリンピック競技になる可能性は無に等しいのである。
ましてや、我々直接打撃制空手では、KОはあるし、流血することもあるし、骨折することもあることから、オリンピックに参加することは不可能である。

万が一、参加することがあれば、大幅なルール変更を余儀なくされる。
その変更された試合からは、エネルギッシュさ、ダイナミックさ、エキサイティングさ、等々が失われてしまう。
そうなると、もはや、直接打撃制空手ではない!

今・・・、
直接打撃制空手界において、大同団結し、空手をオリンピック種目に推進するための動きがあるが・・・、
残念ではあるが、種目化は無理であろう。

ただし、直接打撃制空手界が団結することに異議はない。
むしろ、団結すべきである。
その団結の目的は、オリンピックではなく、
勝手に造語させていただくと、
「カラテピック」
なるものの為に!

それは──、
全世界の直接打撃制空手のすべての団体が参加できうる、
「空手オリンピック」である!

その祭典の目的は、
「武は戈(ほこ)を止める」
平和の祭典である!
本来、オリンピックはW平和の祭典Wであった筈。
しかし、今やW経済の祭典Wにすりかえられている。

日本は「和をもって尊し」の国である。
しかも、原爆を落とされた国なのである。
この日本の武道家たちから、
W真の平和の祭典W
を創設していくべきである。

その場合、誘致活動だの、ロビー活動だの、それらに莫大な費用を投じる必要はない。
各団体のトップが、所属する道場生のために、自ら手弁当で参加する会議のW場Wがあればよいだけである。
損得勘定などせず、無償・無報酬の実践である。
そして、
この平和の祭典は、特定の団体や幹部たちに利権や特権が移譲されるものであってはならない。
大会を運営するスタッフや選手、関わったすべての人々に手厚く施され、その収支は公明正大にガラス張りで公表されなければならない。

明治維新の武人・山岡鉄舟は、
「命もいらぬ、名もいらぬ、官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは艱難を共にして国家の大業を成し得られぬ」
と西郷隆盛に言わしめた。
空手の各団体のトップたちは、こうあるべきである!

武道を根本に各団体の空手家たちは何を成しうるべきか!
空手がオリンピックから外された今こそ、
オリンピック以上に真のW平和の祭典Wたる
「カラテピック(仮)」
へ向けて始動すべきである!




さて、小生自身ですが、
「空手をオリンピック種目に!」
との目標を掲げて、今日まで誠真会館を運営してきました。
しかし、
上記のような理由から、その思いを断念しました。

これからは、
誠真会館館長として、、
空手界にW一石を投じるWべく、
この団体をさらに大きく発展させていく覚悟です。
それこそが、
「カラテピック(仮)」
へ向けての始動であります。

押忍!




posted by 井上誠吾 at 14:42| 日記