2013年11月03日

先ずW挨拶Wより始めよ




このところ何かと所要や雑用に追われてしまい、ブログの更新が遅れました。
いつもご覧の方々には申し訳なく思っております。
それでも、こうしてご覧に来られているわけで、嬉しい限りであります。

さて、何から書こうか、と迷ってしまうのですが・・・
今回は「挨拶」をテーマに。

以下、ひとり言、であります。




挨拶ほど大切なものはない。
常日頃から少年部には、
「挨拶は、明るく元気よくするように」
と言っているのだが・・・、
時折、小声で元気のない挨拶をする子がいる。

ある子の場合は、スパーリングの稽古が怖いから、その心配が先に立って怖くて声も出ない、というもの。
これに対しては、
「やる前から余計な心配をするな」
と杞憂に終わらせることが出来るので良しとしよう。

また他にも、入門時は元気よく挨拶をしていたのに──、
初心を忘れてしまったり、
緊張感が薄れてしまったり、
惰性に流されてしまったり、
等々の理由で声が小さい子もいるが・・・これも良しとする。
その都度、注意をしていけば改善されるからだ。

問題なのは、中学生。
中学生にもなって、挨拶で注意されるのでは話にならない。

実は先日、中学生の稽古で挨拶について注意をした。
「背筋を伸ばして、きちんと挨拶をしろッ。挨拶されて嫌がる人なんか何処にもいないんだよ。挨拶が基本!」
さらに、言葉は激しくなり、
「空手を通して、恥ずかしくない生き方とか、心構えとかを身につけなきゃ、空手を習っている意味がないッ!」
と叱責へと変化。

しかし・・・、
今時、彼らは奇特な存在なのかもしれない、とも思う。

中学生という多感な時期に野球やサッカーではなく、
W空手という武道Wの稽古に励んでいるのだ。
野球やサッカーにあるゲーム性の楽しさなど空手には一切なく、あるのは、痛い・辛い・怖い・苦しいW稽古のみである。

その上に叱責されては、
「何が悲しくて生活指導されなきゃいけねぇんだよ」
と思っているかもしれない。
家庭で叱られることを体験していない子供たちには、
この厳しさの裏にある愛情を感じ取れないのかもしれない。

それでも、
厳しくすることで疎まれても構わない!
心地よいことだけを伝えるのが指導ではない!
と、心を鬼にして叱責をする。

彼らに望む。
痛い・辛い・怖い・苦しい稽古を乗り越えた者だけが知る
「達成感という至上の喜び」
を掴み取って欲しい、と!




そんなふうに思う今日この頃です、

10代から20代の自殺者が増加している日本です。
受験に失敗したからって
就職に失敗したからって、
会社にリストラされたからって、
自ら命を絶ったり、自暴自棄の犯罪に走らせるようなことがあってはなりません!

入門してきたからには厳しい稽古が待っています。
その稽古の中から、自分を見限ることなく、思い切って事に当たる精神を身につけて欲しい!

そのためにも、
「先ずW挨拶Wより始めよ」
であります。

それはそのまま、
「先ずW隗Wより始めよ」
で、小生自身が稽古に励むこと、でもあります。

押忍!




posted by 井上誠吾 at 12:19| 日記