2014年03月28日

本物のニセモノ




某作家が、猪瀬・前東京都知事を「本物のニセモノ」と酷評していましたが・・・。
その猪瀬氏が、ついに東京地検から、公職選挙法違反の疑いで立件されるとの事です。




「本物のニセモノ」か・・・、
思わず噴き出してしまうほど、シニカルというか、軽妙洒脱というか、面白い表現である。

5・6年前に、猪瀬氏が、
「道路公団は民営化に成功しました」
とテレビで宣言していたので、
「おい、してねえだろッ」
と思わずテレビに向かってツッコミを入れた記憶がある。

「税金を投入しない」と明言しておきながら、
3兆円近い国費を投入し、無駄遣いに終わらせたのに、
民営化に成功した?・・・それはないよッ!

政治家・猪瀬直樹氏には一度も期待をしたことはないが・・・、
政治家・渡辺喜美氏には、官僚の腐敗を糾弾してくれるのではないか、との淡い期待を抱いたことがある。

その渡辺喜美・みんなの党代表が、猪瀬直樹・前東京都知事とW同じ穴の狢Wになりそうな状況にある。
額はなんと、8憶円!

何をやるにしても、金はかかるものである。
ましてや、政治に金がかかることは誰もが知っている。
二人とも潔く、
「選挙や政治活動のために借りた。しかし、貸してくれた相手に有益になるような政治活動は断じて行わない」
と明言して、、
その上、政治資金収支報告書に記載すれば良かったのだ。

しかし、
政治資金収支報告書には、記載をしなかった!
おそらく・・・、
W不正な金Wであることは、と本人が他の誰よりも認識していたからではなかろうか。

その辺に、W本物のニセモノ感W、が漂っている。




それにしてもです。
「本物のニセモノ」という表現は実に素晴らしく、毒を含んだ強烈なインパクトを感じます。

空手を指導する立場にある者は、
当然のこと、「ニセモノ」であってはならない!

未熟でもいい、
未完成でもいい、
「本物」の°徳°を身につけるべく精進すべきである!

誠真会館の指導者諸君!
今日も 己れと真摯に向き合い、
道場生の皆さんと共に良い汗を流しましょう!

お互いに、生涯学習の礼ッ、押忍!








posted by 井上誠吾 at 12:02| 日記

2014年03月22日

生身の人間との交流




先日、山手線に乗った時の事です。

吊り革を手に立ち、窓外の流れる景色を眺めていると・・・、
なんとなく視界に入る車内の人々に違和感を覚えました。
ふと、座席の人々に目を戻すと、
座っている乗客の全員がスマートホンを使っていました。

ゲームなのか、音楽なのか、同じ姿勢でスマートホンに見入る姿は異様な光景でありました。

年齢は、10代後半〜30代くらいで男女混合。
彼らを眺めつつ、様々なことを考えめぐらせました。




思い返せば・・・、
昔の電車内は、新聞か本を読む人が多かった。
そこには、まだ人の温もりのようなものが漂っていた。
新聞や本のページをめくる動きや音があり、同時に隣りの客を気遣うという人間関係があった。

今、目の前で、
周囲の客に気遣うことなくスマートホンに見入る姿には、
温もりとは程遠いものがあり、ハリウッド映画で観た無機質なアンドロイドの姿と重なってしまう。

最近、Wスマホ中毒Wを特集した報道番組を見た。
若者たちの中には、食事や寝る時間さえも惜しみ、一日中、スマートホンの世界に没頭している人々がいるらしいが、
それはもはや、スマートホンの中で生きているようなものだ。

現実の人生は、
ゲームのように、そう簡単にWリセットWは出来ないぞ!

もっと、生身の人間と交流しろよ。
そうすれば、当然、上手くいったり、上手くいかなかったり、失敗したり、成功したり、等々、順風もあれば逆風もある。
その体験こそを、生きる上でのWゲームWと捉えれば、
難儀もまた楽し、となる!

しかし、
現実となると、
「辛いことや、苦しいことは、嫌だ」
との答えが彼らから返ってくるのは必至であろう。

隔世の感あり、か・・・!




空手は、生身の人間との交流が不可欠、であります。

日々の稽古の中に、
W痛い・辛い・怖い・苦しいW
ことがあり、
それらの体験は、人を必ず大きく成長させます!

スマホやパソコンが著しく進化していく時代にこそ、
生身の体験をする空手という武道が果たす役目は大きい!
そう確信しています。

今日も良い汗をかきましょう!
押忍!





posted by 井上誠吾 at 11:39| 日記

2014年03月15日

ふるさとを失う哀しみは・・・。



とうとう・・・、
あの大震災から、3年が過ぎてしまいました。
されど、いまだ復興ならず!

27万人もの被災者が避難生活を余儀なくされている現実!

政府や官僚たちは、いったい何をやっているのやら。
せっかくの復興予算や義援金をWウミガメの保護WとかWご当地アイドルWとかの予算に不正流用してしまうし、
経産省のエリート官僚が「復興は不要だ」とか「高齢者は早く死ね」とか自分のブログに書き込んでしまうし、
まったく、あきれ果てる。

27万人もの人々は今、
肉親や親戚や友人を失った上に、
帰るべくWふるさとWさえも失いつつある。
そんな哀しみを踏みにじるように、
政・官・財・学、に巣食う魑魅魍魎どもは、
どこ吹く風、とばかりに己れの利権をむさぼり続けている。

小生にも、ふるさと・福岡県宮若市があります。
もし────、
自分自身を、27万人の人々の立場に置きかえたら、
W帰るべく、ふるさと・宮若市を失うことになる・・・!W
そう思うだけで、怒りが込み上げてきます。

折しも、我がふるさとの福岡県宮若市の広報月刊誌に、
「井上兄弟が伝えること」
のタイトルで特集が組まれました。

小生と兄の顔写真が表紙を飾り、全6ページの長さに渡り、
映画「リトルウイング 3月の子供たち」を製作し、空手を通して復興支援をすべく、宮若市や福島県矢吹町での活動等々・・・、
「大震災を風化させてはいけない」
と我々兄弟の思いが掲載されました。

生まれ育った筑豊というふるさとは、
W空手を通して復興支援をする小生と兄の強い思いW
を理解してくれ、これからも応援・支援・協力を惜しむことなく続けてくれるに違いありません!

我がWふるさとWからの応援歌が、
WふるさとWを失いつつある27万人もの人々に伝わり、
少しでも役立つことができるなら、こんな嬉しいことはない!

被災した各地に希望の花が咲く日を信じつつ、
約2万人の犠牲者を追悼し・・・、
合掌の押忍!


posted by 井上誠吾 at 10:06| 日記

2014年03月08日

手本となる戦い!




先日の日曜。
一般審査会のあと、黒帯二人が昇段審査を受けました。

一人は、新座道場責任者の坂谷亨弐段
もう一人は、本部道場事務局長の山内俊宏初段。
それぞれ30人組手、20人組手、に挑みました!

このブログは、空手とは無縁の人々もご覧になっているので、ここで説明をさせて頂きます。
この組手というのは、
W昇段審査を受ける人物が、1分ごとに相手を変え、次から次へと戦っていき、20人、30人と対戦を重ねていくW
という過酷なものです。

その上、二人とも、持病がありながらの挑戦でありました。
健康な人であっても、大変な審査なのであります。
しかし、二人揃って、
「やります!」
と気迫が充満していました。

それでも、小生は正直なところ、二人には申し訳ないが、不安でありました。
あいにく、大会ドクターとして、いつも来て貰っている道場生で医師でもある長尾氏が、この日は出張で来ることができない状態です。
万が一のことがあってはならないのです。

実は、
長尾氏のスケジュールに合わせて、日程を遅らせようか、とも考えたのですが・・・、
諸々の事情から、断行することにしたのです。

心を鬼にして、山内初段からの20人組手を開始!
ただし、体を気遣い15人達成した時点で合格としました。
そして、見事に15人を達成!
「ここで、やめましょう」
と小生が語りかけると、
「20人まで、やらせて下さい!」
と力強い返事が返ってきました。

そして、
駆けつけた皆さんの声援を受けながら、あと5人と対戦!
ついに20人組手を完遂させました!
素晴らしい!

続いて、坂谷弐段の30人組手が開始!
こちらも、体を気遣い20人達成した時点で合格としました。

そして、山内初段と同じように、見事に戦うのですが・・・、
17人目くらいになると、坂谷弐段の顔色が悪くなってきたので、休憩を入れました。
息子で新座道場指導員の銀次郎初段が父を案じて、
「20人で、止めたほうが良いかもしれません」
と小生に囁いてきました。

不安な中、再開。
しかし、なんと一転。
気合いを込めた戦いを展開し、見事に20人を達成!
「もう充分です」
と小生が止めると、
「あと10人、30人までやらせて下さい!」
先程の顔色の悪さなど吹き飛ぶほどの元気ある言葉が返ってきました。

そして、30人へ向けての戦いが再開!
ラストの10人は、見ているほうもつらいし、長かった。
当人は、どれほどつらく、長く、苦しかったことか・・・!
しかし、
周囲の心配をよそに見事に30人組手を完遂させました!
素晴らしい!

山内俊宏弐段
坂谷亨参段、
辛い病を克服し、見事な昇段組手でした。


「やる気」があれば、病を乗り越え、戦うことができる!
二人の戦いぶりは、それを証明しました!
見事な手本を道場生の皆さん方に示してくれました。
本当に、お疲れ様でした!

あの日、昇段組手に関係したすべての皆さん方に、
感謝の押忍!




posted by 井上誠吾 at 12:51| 日記