2014年03月22日

生身の人間との交流




先日、山手線に乗った時の事です。

吊り革を手に立ち、窓外の流れる景色を眺めていると・・・、
なんとなく視界に入る車内の人々に違和感を覚えました。
ふと、座席の人々に目を戻すと、
座っている乗客の全員がスマートホンを使っていました。

ゲームなのか、音楽なのか、同じ姿勢でスマートホンに見入る姿は異様な光景でありました。

年齢は、10代後半〜30代くらいで男女混合。
彼らを眺めつつ、様々なことを考えめぐらせました。




思い返せば・・・、
昔の電車内は、新聞か本を読む人が多かった。
そこには、まだ人の温もりのようなものが漂っていた。
新聞や本のページをめくる動きや音があり、同時に隣りの客を気遣うという人間関係があった。

今、目の前で、
周囲の客に気遣うことなくスマートホンに見入る姿には、
温もりとは程遠いものがあり、ハリウッド映画で観た無機質なアンドロイドの姿と重なってしまう。

最近、Wスマホ中毒Wを特集した報道番組を見た。
若者たちの中には、食事や寝る時間さえも惜しみ、一日中、スマートホンの世界に没頭している人々がいるらしいが、
それはもはや、スマートホンの中で生きているようなものだ。

現実の人生は、
ゲームのように、そう簡単にWリセットWは出来ないぞ!

もっと、生身の人間と交流しろよ。
そうすれば、当然、上手くいったり、上手くいかなかったり、失敗したり、成功したり、等々、順風もあれば逆風もある。
その体験こそを、生きる上でのWゲームWと捉えれば、
難儀もまた楽し、となる!

しかし、
現実となると、
「辛いことや、苦しいことは、嫌だ」
との答えが彼らから返ってくるのは必至であろう。

隔世の感あり、か・・・!




空手は、生身の人間との交流が不可欠、であります。

日々の稽古の中に、
W痛い・辛い・怖い・苦しいW
ことがあり、
それらの体験は、人を必ず大きく成長させます!

スマホやパソコンが著しく進化していく時代にこそ、
生身の体験をする空手という武道が果たす役目は大きい!
そう確信しています。

今日も良い汗をかきましょう!
押忍!





posted by 井上誠吾 at 11:39| 日記