2014年06月20日

武・平和への道!



安倍政権は今、
「集団的自衛権の行使容認」
へ舵を切ろうとしている。

このまま容認されてしまったら・・・、
将来、とんでもない戦争へと突入していく可能性がある!

小生には、
道場に所属する子供たちがいる。
そして、身内では、小生自身の孫や兄の孫たちもいる。
こうしてブログを書いている時でも、それら大勢の子供たちの顔が浮かんでくる。

そんな子供たちを戦争に巻き込むわけにはいかない!

日本は、戦争に負け、原爆を落とされた国だ。
二度と残酷で悲惨な戦争に突入してはいけない!
日本人の血はもちろん、
外国人の血も流してはいけない!

日本には、世界に誇るべく伝統文化がある。
それはW武道・武士道Wだ!
W武が極めるところの平和Wを堂々と訴えるべきである!

以下、少年部のクラスで何度か話した内容である。
「今、日本の政治は、戦争をするかどうか、で揉めている。
これは、君たちが大人になった頃、どこかの国と戦争になるかもしれない、という事なんだ。
分りやすく言うと──、
井上先生の家に、隣りのBという親父が怒鳴り込んできて、うちの奥さんや子供たちを殴りつけた。
すると先生は奥さんや子供たちを守るために、B親父と戦って、追い払う。これは戦って当たり前のことだ。
しかし今度は、向かいの家の仲良しのA親父が、B親父の家に怒鳴り込んでケンカを始めた。その時、先生はA親父と一緒になって、B親父をボコボコに殴って良いと思うか?」
と聞いた。
すると、子供たちは、
「駄目〜ッ!」
と、一斉に声をあげた。
「そういうことだ。先生は、A親父と一緒になってB親父を殴るのではなく、二人の間に入って、ケンカなんかしちゃ駄目だよ、と仲直りさせることが大事なんだ。そのためには、説得する知恵・交渉する力、が必要!
武道とは、空手とは、そういう力を持つことなんだよ。強くなった分だけ、優しく潔い人間にならなきゃいけない!
これは国も同じで、力を持った国は、強くなった分だけ、優しく潔くしなきゃいけないんだ」

続いて、新渡戸稲造の話をした。
「誠真会館の『仁・義・礼・忠・孝・勇・信』の七つの精神支柱。そして『強く、優しく、潔く』という理念は、新渡戸稲造の『武士道』という本から生まれた。
新渡戸稲造という人は、国際連盟の事務局長を務めていた時、オーランド諸島をめぐってスウェーデンとフィンランドの領有権争いが勃発した。
すると彼は、武士道を背景にして『争ってはいけません』と二つの国を仲直りさせて、紛争解決し、平和の島へと導いた。
日本の政治が今、戦争をするかどうか、で揉めているけど・・・武道・武士道に立ち返って知恵を絞れば、解決すべき方向が必ず見えてくる」

以上の内容を子供に分るように話して聞かせた。
小難しい話だったかも知れないが・・・、
「戦争に関わろうとしている日本の現状」と、「かつて武士道を背景に平和を実現させた新渡戸稲造という偉人がいたこと」は理解できたと思う。

ちなみに、オーランド諸島の紛争解決、は新渡戸稲造の数多い功績の中の一つにしか過ぎない。
「われ太平洋の架け橋とならん」
世界に平和を訴え、奔走した誇るべき日本人である!

つい数日前のテレビで、
「オーランド諸島紛争での新渡戸稲造の功績」を放映していたらしいが・・・、
安倍政権の政治家たちよ。
新渡戸稲造の爪の垢でも煎じて飲んでくれ!
そうすれば──、
新渡戸稲造が、オーランド諸島を「平和の島」へと解決したように、尖閣、竹島、北方領土、等々の外交問題もW新渡戸稲造流の外交手腕Wにならえば、平和的な解決が可能な筈である。

しかし、無理か・・・。
利権をむさぼり、名誉欲 支配欲に走る政治家たちには、
W武道・武士道精神Wは、あまりに純粋で、かつ崇高すぎて、理解できないのではなかろうか・・・。



常々、強く思い描いていることがある。

それは、数十年後、
もうすでに小生が鬼籍に入っている頃──、

誠真会館の指導員や子供たちが、
新渡戸稲造に勝るとも劣らない人物となって、
武は戈(ほこ)を止めるべく、強く、優しく、潔い精神で、
武道界はもちろんのこと、
政界、財界、法曹界、芸能界、教育界、スポーツ界、
あらゆる分野において、活躍していることであろう、と!

ゆえに、今日も、
心して、指導に当たらねばならない!
押忍!



posted by 井上誠吾 at 11:33| 日記