2014年07月22日

武の国・日本



前回、予告した、
「友達同士のケンカは、仲裁に入る・後編」
を書くべきところ・・・、
マレーシア航空機撃墜事件が発生したことで、
「武の国・日本」
と題して、書かせて頂く。

先週の木曜日(17日)、
「マレーシア航空機がミサイル攻撃を受け、ウクライナ東部に墜落した。欧米諸国は親ロシア派による犯行と断定している」

真相は、まだ解明されてはいないが、
いずれにせよ、何の罪もない乗客・乗員298人が犠牲になったのは間違いのない事実である!

戦争の犠牲者は、今、この瞬間でも増え続けている。
今日の新聞は、イスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者数が今月8日の作戦開始以来540人となった、と掲載。

なんと、おぞましいことか・・・!

世界の為政者たちは、
どこまで戦争や紛争を続ければ気が済むというのか! 

正しい戦争や紛争など、あるわけがない!




新渡戸稲造の「武士道」の中に、
「敗れたる者を慈しみ、
 おごれる者を挫き、
 平和の道を立てること」
とある。

また新渡戸稲造は「自警録」の中で、
「本当の勝利者は自分に克つ者で、
 私心をなくすことが必勝の条件である」
と書き記している。

そして、尊敬して止まない上杉鷹山公は、
「国家と人民のために立てられている君主であり、
 君主のために立てられている国家や人民ではない」

また武士の訓戒には、
「自らを節すること厳しく、
 下位の者に仁慈を以てし、
 敵には憐みをかけ、私欲を忌み、公正を尊び、
 富貴よりも名誉を以て貴しとなす」
とある。




武の国・日本には、数多くの名言がある。

今、世界を混乱させている指導者たちは、
これらの名言をどう捉えることができるのであろう。
おそらく・・・、
私心に走り過ぎ、理解など到底できないのではなかろうか。

戦争や紛争は、
庶民が起こしているのではない!
国の指導者たちが起こしているのである!

世界の指導者たちを見ていると、
その品格や見識を疑いたくなる人物が多いように思える。

新渡戸稲造は、
「成功者と称する者の中にも、はなはだ怪しげな道を歩んで現在の地位を得た者がいる」
「高い地位を得るにしても、他人を踏み台にしたり、友人を売ってまで得たものは、勝利ではなく敗北である」
と、こうも書き記している。

ここまで書いて、次回の
「友達同士のケンカは、仲裁に入る・後編」
へ繋げていきたい。




posted by 井上誠吾 at 11:13| 日記