2014年12月06日

またも銀幕の大スターが・・・!


高倉健さんに続いて、菅原文太さんも逝ってしまった!

小生と同年代の映画好きのほとんどが、
「仁義なき戦いシリーズ」で菅原文太さんが演じた広能昌三役に圧倒的な存在感を感じ、魅せられたものだ。

それから十数年後──、
菅原文太さんは千葉真一監督の映画「リメインズ美しき勇者たち」に出演されていた。
この作品はジャパンアクションクラブ創立20周年記念作品であり、小生はノンクレジットだが、脚本のお手伝いをさせて頂いた。

京都の撮影所や北海道のロケ現場に出向き、千葉さんと顔を突き合わせては、翌日の撮影に間に合うようにシナリオ直しを手伝った。

その際、菅原文太さんとは撮影所やロケ現場で何度かご一緒させて頂いた。
「仁義なき戦いシリーズ」のあのW広能昌三W、否、菅原文太さんと一緒に仕事をする、ということにW嬉しい興奮Wがあった。

菅原文太さんからは、二度ほど酒席でご馳走になったことがある。
正直言って、あまり良い酒の呑み方ではなかったことだけは記憶しているが・・・、
ま、今回、ブログに書きたい、と思ったのはその事ではないので、酒の事は触れずにおこう。

何を書きたいか、
それは晩年の菅原文太さんのご活躍である!
社会活動的なことをされているとは聞いてはいたが・・・。

先日、元俳優の友人と会って話した際────、
あらためて、晩年の菅原文太さんが「無農薬農業の普及や社会活動がライフワークであった」とのことを聞かされ、非常に感動した!

耕作放棄地で有機農薬に取り組んだり、
福島原発事故を受け、脱原発を表明したり、
特定秘密法案で権力の暴走を止めようと発言したり、
集団的自衛権行使容認で戦争加担の危険性を糾弾したり、
と、俳優としてではなく、
一家言を持った一人の老人として活躍されたらしく・・・。
素晴らしい!

その行動からは、
日本の農業の行く末を、
原発が人へ及ぼす危険性を、
表現の自由を束縛される国民を、
戦争に加担していく日本を、
時には憂い、
時には憤り、
時には案じ、
そして・・・、
後に続く若い人たちへの慈愛、さえも感じられた。

折しも、小生の兄からの電話で、
「文太さんは大宰府天満宮に納骨されたらしいぞ」
との事。
大宰府天満宮は小生の故郷・福岡にあり、学問の神・菅原道真公を祀る神社である。
菅原文太さんは神道だからなのか、あるいは同じ菅原姓だからなのか、その辺は定かではないが・・・、
どうやら、太宰府天満宮で、家族葬が行われたようである。

今、小生は62才。
父親が亡くなった年齢となり、
「晩年を、どう生きるか」
と、いうことを大きな課題としている。

今回、菅原文太さんが、
俳優としてではなく、一人の老人として、
様々な社会活動をされていたことに深い感銘を受けた!
あらためて、思う。
人に役立つ生き方をせねば・・・!

菅原文太さんへ、合掌の押忍!



posted by 井上誠吾 at 11:52| 日記