2015年01月23日

日本人が人質に!



二人の日本人がイスラム国の人質に取られ、日本国は身代金を要求されている。

昼のニュースで、人質の一人であるジャーナリストの後藤さんの母親が取材に応じていた。
落ち着いた様子で、
「健二はイスラム国の敵ではありません」
と解放を訴えられていたが・・・、
その胸中は、いかばかりか、察するに余りあり、
さらに、後藤さんには生まれたばかりの赤ちゃんがいるとのことである。
同じように子や孫を持つ人間として、同情を禁じ得ない。

昨夜、報道番組で、後藤さんが取材したというVТRを見た。
難民となった子供たちの窮状を伝え、支援している姿が映し出されており・・・、
「あの時、取材していたのが後藤さんだったのか・・・!」
と、かつてその取材VТRを見ていたことを思い出した。
あらためて、
「後藤さんは弱者を支援すべく取材活動をしていたんだ」
と感心させられた。

後藤さんは、イスラム国へ接近する前、
「何か起こっても、責任は私にあります」
と語っていたようだが・・・。
同じ日本人として、
「彼の自己責任」
で、切り捨てられるものではない!

人質殺害の期限は、今日の午後2時50分。
あと、僅か、2時間後である。

何度も書いてきたことだが、
こんな時こそ、
「武は戈(ほこ)を止める」
という日本が誇るべき、日本しか成しえない独自の交渉があると信じている。

江戸城を無血開城へと導いた山岡鉄舟、
オーランド諸島の領有権争いを解決した新渡戸稲造、
二人の武の精神を根本にした交渉術は、
「自分の事など勘定に入れずに世のために動く」
というW至誠Wがあったからこそである。

今、日本国を動かす、官僚や政治家たちに、
W武は戈(ほこ)を止めるWという、
W至誠Wある交渉で人質解放を成し遂げて貰いたい。

しかし、おそらく・・・、
アメリカやイスラエルに寄った交渉をするのであろう。
そうすると・・・、
いくら「人道支援」と力説しても、イスラム国は納得するわけもなく、以後、日本がテロの標的になる危険性さえも生じてくる。

前にも述べたが、日本には50基の原発がある。
しかも、すべてが海岸線にあるのだ。
北朝鮮から、何人もの拉致被害者を出しているテロに弱い日本が、どうやってテロから原発を守ることができると言うのか!

日本は、
「和をもって貴しの国」
である。

人道支援をするなら、
イスラム国にも、人道支援すべき、数多くの難民がいる。
その人たちにも、
「人道支援の手を差し伸べる」
と世界へ向けて、平和的解決策を宣言し、堂々と交渉の糸口を掴んではどうだろう。
ここまで、潔く宣言されたら、テロ国家といえども、そう簡単に人質殺害には至らないのではないだろうか。

欧米は怒るかもしれないが・・・、
今こそ、世界へ向けて、
「真の積極的平和主義」
を訴えることができるのではないか!
と、さまざまな意味から地団駄を踏む思いである。

ああ、もう1時を過ぎてしまった。
あと、100分に迫った。

人質の解放を祈るばかりである!




posted by 井上誠吾 at 13:13| 日記