2015年10月10日

俺が俺が、ではない真摯さ!



チュニジアの、
「国民対話カルテット」
がノーベル平和賞に選ばれた。

「国民対話カルテット」・・・?
初耳である。
「ドンキーカルテット」なら、よく知っているが・・・。
失礼、冗談はさておいて。

4つの団体の総称だから、
「国民対話カルテット」
というのであろう。
その存在を知ったのは、昨日のノーベル平和賞の発表である。

どうやら、あの「ジャスミン革命」に関係しているらしい。

「ジャスミン革命」とは、
一人の青年が役所に抗議して庁舎前で焼身自殺したことから、
独裁政権への大規模な市民運動へと拡大していき、
堪りかねた大統領が、軍部に対して市民の殺害命令を出した。
しかし、
軍部は、命令を拒否して市民に味方し、独裁政権が崩壊した。

小生の中で、記憶に新しいニュースが、
W戦車の上に市民が贈った花束が置かれているW
世界中に流れたあのニュースだ。

軍が市民たちを攻撃せずに、やさしく見守る。
そのお礼にと置かれた花束であろう。
なんともいえない、W熱いものWが込み上げた。

この事件はチュニジアを代表するジャスミンの花から、
「ジャスミン革命」と呼ばれた。

この「ジャスミン革命」を端にして、
エジプト・リビア・イエメン等々、各国の国民たちが、
「アラブの春」と呼ばれる、
独裁政権の打倒運動を引き起こしていく。

しかし・・・、
成功したのは、「ジャスミン革命」のみである。

「アラブの春」は、
シリア内戦へと繋がり、多くの難民たちを生み出している。

現在、シリアでは、
軍部を押さえているアサド政権、
それに対抗する反アサド政権勢力、
混乱に乗じて勢力を拡大するイスラム国、
三勢力が三つ巴に対立している。

さらに、
アサド政権を支持するロシア、
反アサド政権を支持するアメリカ、
両国の代理戦争の様相となり、ますます泥沼化している。

その裏には、
大国間による地下資源の争奪戦があるのだろうが・・・。

利権を貪る、W俺が俺がWのエゴを感じてしまう。

今回、国民対話カルテットがノーベル平和賞に選ばれたのは、
「対話によって、性別・政治・宗教に関係なく、
人権を尊重し、平和的な政権移行につなげた功績」
が認められたようだ。

しかし、
首都チュニスでは、失業・テロ・治安悪化、等々から、
「平和賞はふさわしくない」
との市民の冷めた反応があるらしい。

このような報道を知るにつけ、
「日本には、世界に誇れるものがある」
と心底から思う。

それは、
武は戈(ほこ)を止める、日本!
和を以て貴しとなす、日本!
である。

武の道を伝え、
W強く、優しく、潔いW人間の輪を広めていかねばならない!
と、ますます確信する。

今日も真摯に指導に取り組み、
道場生の皆さんと気持ちの良い汗を流そう!
押忍!






posted by 井上誠吾 at 12:18| 日記