2015年11月05日

友人の死に、思うこと・・・。



また一人、友人が亡くなった。
小生より一つ年上の64才であった。

互いに20代からの付き合い。
長年、芸能界の裏方として働いて来た彼が、
会社を設立する際には微力ながらも出来る限りの協力をした。

小生の父が亡くなった際など、
忙しい中、わさわざ東京から福岡まで来て、
葬儀に参列してくれるほどの男であった。

あるかどうかも分からない小生の才能を信じて、
監督やプロデューサー等々、いろいろな人を紹介してくれた。

しかし、せっかく紹介したというのに、
小生がW衝突Wして戻ってくるので、
「誠吾ちゃんは、すぐに喧嘩をするからなぁ」
と頭を抱えていた。

友人のプロデューサーが、
「誠吾さんのことはいつも心配してましたよ。
もう少し柔らかくなったら、もっと良くなるのに・・・」
と案じてもいたらしい。
そして、当のプロデューサーもまた、
「あの頃の誠吾さんは頑固者でしたからね」
当時を振り返り、苦笑していた。

若い頃の小生は、
「おまえ、ギラギラしすぎだ。W抜き身の刀Wだぞ」
と先輩から窘められたことは一度や二度ではなかった。

そんなW問題児Wの小生を、
彼は、いつも裏方の立場から心配してくれていたのである。

この年になって、痛切に反省させられる。
なんとまぁ、いまだに未熟のままなのか、と・・・!

突然の死に、彼の奥さんは、
「まだ死んだ気がしないんです。ドアを開けて帰ってくるような気がしてなりません」
と呟いていた。

同じ思いである。
しかし・・・もう、現世で会うことはない。
今さらながらに、己れの不甲斐なさが悔やまれる。

実に、いい奴だったんだなぁ、とつくづくと思う。

願わくば、
Wもう少し柔らかくなり、もっと良くなったW
小生の姿を見せたかった。

否・・・、
まだ遅くない。
生涯に渡って学習だ!

死を迎える、その瞬間まで、修行である!

「天国から、見ていろよ」
と、感謝と哀悼の意を込めて、
合掌!





posted by 井上誠吾 at 12:13| 日記