2016年06月16日

報道の正義・そして潔さ




舛添東京都知事の辞職が決定した。

このところの舛添報道にはうんざりしていた。

叩かれる材料が続出する舛添さんにも呆れてしまうが、
イジメのように叩き続けるマスコミにも呆れてしまう。

低劣すぎる舛添さんを庇うつもりは一切ないが・・・、
よくまぁ、ここまで寄ってたかって叩き続けたものだ。

「世論が都議会を動かした」
というが、
「先ずは、マスコミが世論を動かした」
そして、
「その世論に対して、都議会が動かざるを得なくなった」
という図式であろう。

マスコミが騒ぐまで、都議会は何をやっていたのやら・・・。
舛添さんの言動と同様、都議会の行動にも首を傾げたくなる。

それにしても、マスコミ報道は偏り過ぎであろう。

以前、このブログで書いたように、
舛添報道の裏で影を潜めている問題がある。
「高市早苗総務相の政治資金不正による刑事告発」
「パナマ文書の公開による各国首脳・関係者の黒い疑惑」
「東京オリンピック誘致による賄賂疑惑」
等々と、これらは、けっしてセコくない問題である。

さらには、
他県の知事の公費利用の疑惑
国会議員たちの公費利用の疑惑
等々と、舛添さんと同様にセコい問題もある。

マスコミは、これらの問題を追及せずに終焉させるのか。
叩きやすい人物だけ叩いて、叩きづらい人物には目を瞑る。
そこには報道陣としての誇りはないのか。

時の権勢に臆することなく
報道の正義
というものを貫き通してほしいものだ。

先週末、
その報道の正義というものを考えさせられる映画を観た。         
「64 ロクヨン」の≪前編≫である。

権力や組織力に屈することのない、
報道の正義が問われる社会派ドラマとなっている。
おそらく、≪後編≫では、
その報道の正義が感動の人間ドラマを生み出すのであろう。

ちなみに、映画「リトルウイング 3月の子供たち 」に、
出演してくれた菜葉菜氏と菅田俊氏も出演しており、
プロデュースしていただいた浅野博貴氏も、
「64 ロクヨン」のプロデューサー陣に名を連ねている。

先々週の昼、劇場に足を運んだら、満員で入場できなかった。
そこで、≪前編≫の最後の公開日である先週末の朝一番に行き、
やっと観ることができた。
それでも、朝一番だというのに、半分ほど客席が埋まっていた。

浅野プロデューサーに映画の感想を伝えると、
「ロクヨンを製作した事で周りから一目置かれるようになった」
との笑い話をしてくれた。

ともあれ、映画「64 ロクヨン」は、
浅野プロデューサー・菜葉菜氏・菅田俊氏、が関わっている
素晴らしい作品である。
まだ≪前編≫も公開している劇場があるらしいので、
時間があれば、ぜひ皆さんにも見てほしい、と願っている。

ああ、またしてもナガクなってしまった。
後半を一気にまとめていきたい。

‶報道の正義は、
映画「ロクヨン」の中でも暗に伝えられているが、
時の権勢に支配された瞬間から、正義は消えてしまう。
庶民の立場に立ってこそ、その力は発揮される!

最後に、舛添さんの話に戻し、タイトルの「潔さ」へと繋げたい。

‶一匹狼だった舛添さんは、
時の権勢から、
‶一匹の野良犬へと放り出された。

自らが撒いた種だから、同情の余地はない。
しかし・・・もし、である。
舛添さんに潔さというものがあれば、違っていた。
つまり、
卑怯じゃない、卑劣じゃない生き方、
そこから出てくる、正直に反省をする、という姿勢があったら、
何も辞職まですることはなかった筈である。

東大を卒業して、
東大の助教授となり、
東京都知事にまでなった人なのに・・・、
昔、お爺ちゃんやお婆ちゃん世代がいってくれた、
潔さ、そして正直に反省をするという、
ごくごく簡単な原点に辿りつかない。

つくづくと、
「強く、優しく、潔い生き方」
武道教育が必要な時代である、と確信する!

今日も、少年部の子供たちと真摯に向き合い、汗を流すぞ!
押忍!





posted by 井上誠吾 at 10:59| 日記