2016年10月29日

残念で、悔しいが・・・負けてもいい!





総極真の世界大会が終わった。

加藤和徳責任者は健闘するも空しく、ベスト8で終わった。
残念で、悔しいが・・・僅差で敗れてしまった。

彼を倒した対戦相手は、
その後、準決勝・決勝と強豪を倒して、見事に優勝を果たした。

静岡の大会会場には、
東京から約70人の応援団が駆けつけていた。
誰もが、
彼の勝利を信じて、
あらん限りの応援をしていた。

対戦相手が強いという情報は入ってはいたが・・・、
小生自身、彼の勝利を信じていた。
初戦から、見事な一本勝ちで、勝ち上がってきたことから、
優勢な試合運びになるものと・・・!

しかし、苦戦!
延長戦に突入し、さらに再延長がある、と思ったが・・・、
僅かな差で、応援団の声援は止まってしまった。

彼は・・・約70人の応援団を前に悔し涙を流した。
その悔しさは、そこにいる全員に伝わっていき、共に涙した。
そして、ふりしぼるように、
「僅かな差で負けたけど、負けは負けです。
 でも、この僅かな差は大きく、勝利に挑む気持ちの差です」
と、対戦相手を称えた。

小生は、
「負けていいんだよ!
人は、負けるから。強くなるんだよ!
負けたことをバネにして、次に繋げていくんだよ!
君が精一杯戦ったことは、応援に来たみんなに伝わった。
その姿をみんな忘れることはない」
と・・・、
ありきたりの言葉しか、掛けてやれなかった。

なんとも言い難く・・・、
ただ、どうしようもなく残念で、
ただ、どうしようもなく悔しい感情だけが支配していた!

しかし・・・、
あれから、何日か過ぎて・・・今、こう思う。

勝ち続ける人間など、どこにもいない!
そもそもが、人間というものは弱い生き物である。

ゆえに、
生きていくことにおいて、少々の負けがあってもいい!
完璧な人間なんて、どこにもいない!

負けた自分を責めず、
負けた自分を恥じず、
負けた自分を怖れず、
どんなことがあろうとも、
己れの力を信じて、明るく生きていけばいいんだ!

強さばかりを追い求めていけば修羅に行きつく!

あの日、彼が流した涙はもっとも人間らしい涙であった!

それこそが、
「強く、優しく、潔い道」
へと繋がっていく誠真会館が求める姿である!








posted by 井上誠吾 at 12:17| 日記