2016年12月31日

ブログ開始から10年・・・年の瀬にあれこれ振り返る




いやはや絶不調である。

次から次へと忘年会が続いて、
アルコール漬けで、ついに腹が効かされ、
技ありを取られる寸前。

しかし、
今日は大晦日である。
締めくくりのブログはなんとしても書かねばならない。

あと1時間弱で、新年を迎えようとしているが・・・、
このまま技ありを取られることなく、
気力を振り絞って、
「できる!」
と脳内のA10神経を活性化させるべく、集中している!

さて、と。
振り返れば・・・、
ブログを書き始めて10年が過ぎようとしている。

あれは・・・、
2006年の12月だった。
ブログの何たるかも知らずに開始して以来、
思考錯誤、
青息吐息、
紆余曲折、
等々、の10年であった。

最初は、
「誠拳閑話」
のタイトルから始めた。

しかし、どうも納得がいかず、
「井上誠吾のひとり言」
に変更して、己れの中にあるW個のつぶやきWを出そうとした。

それでも、違和感があり、
ですます調から、である調に変更したり、
「井上誠吾の本音がぽろり」
とタイトルまで変えて臨んできた。
実は、
自分の中で燻る義憤というか、
社会を風刺する強烈な毒というか、
そのようなものを炸裂させたくて仕方ないのである。

10年という節目に、
義憤や毒を吐き出すブログに変更しよう、
との考えが頭をもたげてくる。

しかし、一方では、
「館長職である限り、過激すぎる発言は吐き出せない」
との自制の念もあり、困ったものだ。

このところ、
「本部杉並道場ブログ」
が人気を博しており、嬉しい限りである。

M澤名ブロガーを中心にして、
各ブロガーの皆さんに書いて貰っているが、
あのような軽快な楽しさで義憤や毒が吐き出せたら、
小生のブログも別角度の面白さを増すと思っている。

ともあれ、
来年、65才を迎えたら、館長職を引退する。
その引退時まで、
義憤や毒は、
封印しておくのが賢明であろう。

ああ、もう、あと10数分で今年も終わろうとしている。
皆さん、良いお年を!
この1年を心から感謝して、
押忍!











posted by 井上誠吾 at 23:47| 日記

2016年12月24日

本年度最後の審査会に、ドラマが・・・!




昨日、一般部の審査会が西東京市武道場にて無事に終了し、
そして、本日は、
少年部の審査会が東長崎スポーツセンターで行われる。

昨日の一般部審査では、
本部道場のO原さんとT夢、東伏見道場のS楽さん、
三人の初段取得者が誕生した!
続いて、
加藤邦顕関東本部長が50人組手に挑み、
五段を取得した!

初段を取得した三人の中のT夢はまだ中学生である。
そのT夢が5人組手に挑むということを聞きつけて、
嬉しいことに7人の茶帯・黒帯の中学生が駆けつけてくれた!

中学生は5人組手が規定で、7人は多いが・・・、
せっかく来てくれたので、本人の希望もあり、7人組手とし、
さらに、T夢のお父さんも8人目の掛り手を希望!

お父さんとは誰あろう、
先日の大会でマスターズ準優勝を果たしたM澤ブロガーである!
大会で負傷した足の痛みに耐えての父子対戦であった!

T夢とM澤さん、この父子鷹の戦いに涙した人が数多くいた!

またO原さんとS楽さんも、
T夢同様に、見事な移動・型・組手・・・、
ん?・・・型は、気付かなかった人も多くいたが、
O原さんとS楽さんは、一瞬、間違ってしまったのが残念!
しかし、10人組手は最後の掛かり手として、
O原さんには、山内俊宏先生、
S楽さんには、加藤和徳先生、
両先生が胸を貸してくれ、10人組手を見事なまでに完遂した!

そして、最後は加藤邦顕関東本部長の50人組手である!

実は・・・、
小生と加藤本部長との間で、
この日まで隠してきたことがあった。

それは、2週間前、
加藤本部長のご祖母様が亡くなられ、
続いて、叔父様が亡くなられていたことである。

加藤本部長とお母様が、
「身内だけの密葬に・・・」
と強く希望され、責任者だけにしかご逝去のことは伝えず、
小生だけが、焼香をさせていただいていたのだが・・・。

加藤本部長は、50人組手を完遂後、
道場生の皆さんの前で、やっとお二人のご逝去の報を伝えた。

加藤本部長にとって、
仕事で忙しかったお母様に代わって、
ご祖母様は母親のように育ててくれたお方であった。

その悲しみを乗り越えて、
見事なまでに50人組手を完遂させたのである!

一般部の審査会が終わって・・・、
ひとりの女子部員が、
「空手って、ドラマ以上にドラマがあるんですね。
こんな感動があるなんて、入門して良かった」
と、声を洩らして泣いていた。

そう・・・、
生まれてきた、一人ひとりに、ドラマはある!

さて、今日は、少年部の審査会だ!
我が子の成長ぶりに、
あちらこちらで涙する親御さんがおられることであろう。

少年部よ、頑張れ!
押忍!





posted by 井上誠吾 at 12:11| 日記

2016年12月17日

礼に始まり、礼に終わる!




日露首脳会談が終わった。

巌流島の宮本武蔵を真似たか、
2時間40分の大遅刻する、という、
非礼極まる状況から首脳会談は開始された。

安倍さんが大人の対応をしたことは推察される。
しかし、
日本の武道・柔道をたしなむプーチン氏に対しては、
以下のことを戒めて欲しかった。

「武道をたしなむ人間は、
礼に始まり、礼に終わる、ことを修養している筈・・・!
このような大遅刻をするということは、
武道の初歩である礼を見失った稚拙な振る舞いであり、
全くもって傍ら痛い」
と!

さらに、国家間の交渉に、
「引き分け」
なとど柔道家を気取って表現する彼に、
「反則!」
と、厳重注意を訓告して欲しかった。

それを、もし安倍さんがやっていたら、あっぱれだが・・・。

首脳会談の中身が、今一つ、どうも見えてこない。
経済協力は大切だが、領土問題は最重要課題であろう。

もし、小生が、
隣の家の主人から、小生の庭の一部を取られたら、
なんとしても、取り返す。
取られたままで、妻や子供たちが、
隣の奥さんや子供たちと仲良く遊ぶ
というようなことはできない。
先ずは「取られたものは取り返す交渉」をする。
その交渉の話し合いで解決に至れば、
「雨ふって地固まる」
となり、家族間の交流も深まっていく。

国家間の問題は複雑怪奇なことは分かっているが、
一家の主と一国の主は、
「家族を守る」と「国民を守る」ことにおいて同様である!

なんと、大遅刻したプーチン氏は、
予定よりも40分も早く、
我が家のロシアへと帰っていったらしい。

プーチン氏は元KGBの優秀なスパイらしく、
今回の遅刻外交も奇策の一つかも知れないが・・・。

宮本武蔵の戦術を真似るのではなく、
宮本武蔵が晩年に到達した剣禅一致という
「勝敗や我欲を越えた境地」の爪の垢でも煎じて飲むべきだ。

空手家はもちろん、
柔道家も然り、であろう。
剣道・弓道・合気道、等々、様々な日本の武道家たちの中で、
「プーチンのような非礼な武道家は一人もいない!」
と断言できる。

プーチン氏はじめ、トランプ氏やドゥテルテ氏という
やんちゃ大統領が存在感を示す時代が到来している。
彼らと堂々と真摯に交渉の戦いをするには、
日本の為政者や官僚たちに、
「武道精神という筋金が必要だ」
と、つくづく思う!










posted by 井上誠吾 at 12:27| 日記

2016年12月10日

初心を忘れるな!




道場に入門した頃は、
極度の緊張と不安から、挨拶もできず、声も小さく、
中には、返事さえもできない子供がいる。

それが、入門から半年を過ぎる頃には、
大きな声で挨拶をするようになり、気持ちも強くなってくる。

しかし、慣れというのは恐ろしいものだ。

1年、2年と、時が過ぎていくと、
強くなって、帯の色も上がってきたというのに・・・、
その真逆に挨拶や気合いの声が小さくなってくる子供がいる。

初心を忘れてしまっているのである。

こういう子供を見ると、実に悲しくなってくる。
否、
何も、少年部だけに限らない。
一般部はもちろん、指導員や責任者たちも同様である。

強くなるためだけに空手をやっているのか?
帯を上げるためだけに空手をやっているのか?

大会で結果を出してきた人間が偉いわけではない!
昇級や昇段をして帯を上げてきた人間が偉いわけではない!

もちろん、結果を出してきた人は立派であり、賞賛に値する。

しかし、
そのような事だけのために、
血眼になって、稽古をしているのであれば、
それは、とんでもなく大きな間違いを犯していることになる!

道場の稽古の中で培ってきたものは、
大会や審査だけで発揮すれば良いというものでは断じてない!

少年部から、一般部・壮年部まで、
道場には、性格も違えば、学校も違う、職業も違う、
多種多様な人々が集ってきている。

おとなしいとか、恥ずかしがりとか、慎み深いとか、
顔が違うように、背格好が違うように、
それぞれが、いろいろな性格、あるいは個性を持っている。

個性は大いに尊重すべきであり、画一的になることは望まない。

おとなしい人が、恥ずかりの人が、慎み深い人が、
しっかりと相手に伝わる挨拶をするからこそ、
その人の個性を削ぐことなく、魅力が増すというものである。

このように、挨拶一つにしても、
道場の稽古の中で培ってきたものを、
日々の生活の中で活かすことこそが、武道空手の真髄である!

大会も終わり、
次の催事として、審査会が近づいてきている。

審査会では、
帯の色を上げることのみに気が向くのではなく、
「礼に始まり、礼に終わる」
という初心を忘れず、全力で臨んでほしい!
押忍!






posted by 井上誠吾 at 12:27| 日記

2016年12月03日

オヤジの喜寿を祝う



先日、都内のホテルで行われた、
「オヤジの喜寿を祝うJACの会」
に出席してきた。

オヤジとは、
俳優であり、映画監督であり、
そして、空手家でもある、
師・千葉真一だ!

この日は誠真会館から、
加藤邦顕関東本部長、加藤和徳東伏見道場責任者、
本部道場の一般道場生5人の面々が参加してくれた。

師・千葉とは、いろいろなことがあった。
否、「いろいろとあり過ぎた」との表現のほうが正しい。

俳優として、脚本家として、
そして、空手家として、
そのきっかけを作ったくれた恩師でもあるのだが・・・・・、
何度となく、軋轢が生じては反目し合った。
そして、
何度か、強い口調で諫言したことがあった。

同様の体験をしたのが、
誠真会館の顧問である大葉健二と関根大学である。
二人もまた強い口調を発して、千葉と何度か反目し合った。

おそらく、JACの中で、
JAC主宰者である千葉に楯突いたのは、3人だけであろう。

時を経て・・・・・、
楯突いた3人が千葉の喜寿の席に集い、そして、祝った。
我々の席に来て、
嬉しそうに話をしている千葉を見ていると、
いっきに、JAC最盛期の頃へと、時が遡っていく。

小生とは、
「空手バカ一代」
「極真拳シリーズ」
等々、空手映画の話で盛り上がり、
あの頃、フルコンタクト空手に出会ったことにより、
「現在の誠真会館がある」
ということを伝えると、
師・千葉は大きく頷き、目を細めてくれた。

深作欣二監督、高倉健さん、菅原文太さん、
世話になった方々が黄泉の国へと旅立たれていく中、
師・千葉がいつ旅立っても不思議ではない
と近頃、思うようになってきた。

しかし、
そんな憂慮を吹き飛ばしてくれた。
実に元気であった!

約8年ぶりに会ったのだが、
人への気遣い、頭の回転の良さ、会話の軽快さ、等々、
衰えるどころか、以前より、快活になったような気がしてきた。
77才、否、あと1か月少々で78才になる。
80才の大台が目前だというのに、
昔と変わらずに酒も進んでおり・・・素晴らしい!

さらに、二次会で関根大学の店へ行くと、
映画の話、空手の話、等々と話が途切れずに続いていき、
朝3時過ぎまで、酒を酌み交わした。

やがて、マネージャーが運転する車に元気良く乗り込むと、
見送りに出てきた我々に向かって、この上ない笑顔を見せた。
助手席の窓から顔を出し、
「また、近いうちに会おうな」
と、名残惜しそうに片手を上げた。

去っていく師匠の車を見送りながら・・・、
「少しくらいは・・・オヤジ孝行になったかな」
と自問自答した。

そのあと、古株のメンバーが残って、
師・千葉の話で盛り上がり、
夜明けまで話が尽きることはなかった!

あの日の会場に、
誠真会館の面々が参加してくれたことに、
オヤジも喜んでいた。
参加してくれた誠真会館の7人に、
感謝の押忍!

尚、当日の様子は、
杉並道場ブログの「喜寿祝い」にて、
本部道場のО野さんが写真入りで紹介されている。
ご覧あれ!







posted by 井上誠吾 at 12:15| 日記