2014年07月26日

友達同士のケンカは、仲裁に入る・後編




前回の「武の国・日本」からの繋がりで書かせていただく。

マレーシア航空機撃墜事件は、
最悪の場合、世界大戦へ突入する危険性を孕んでいる。
「親ロシア派による誤爆」
である可能性が極めて高い中、各国の動きと思惑は──。

以下、なるべく平易な言い回しで書いてみた。




アメリカや西欧諸国は、、
「ロシアは真相解明に非協力的」「証拠隠蔽を図っている」
と責めたて、ロシアを孤立させようとしている。

かたやロシアは、
「ウクライナ軍と戦うための支援」
としてミサイルを親ロシア派へ与えたのに、
「まさか、民間機を撃墜する」
とは思いもしなかった。
ゆえに、
「ロシアは何も悪くない。ウクライナが悪い」
と潔くない。

一方、ウクライナは、
「親ロシア派をテロ組織に指定すべきだ」
と国連や西欧諸国に訴えている。

かく言う、ウクライナの大統領はチョコレート王で、
「チョコレートの品質が劣悪だとロシアから輸入禁止」
を告げられ、莫大な損失を受けた。
それ以来、西欧諸国へ急接近していった。

そもそもが、ウクライナという国は、
ソ連からの独立後、政治家が私腹を肥やし続け、汚職がまん延しており、ギリシャのように破たん寸前の国、なのである。

プーチン大統領は、そんな破たん寸前の国から、
「ロシア系住民を保護する」
と大義名分を立て、クリミアへ侵攻し、併合したものの、
ウクライナ東部に住むロシア系住民から、
「我々は保護してくれないのか」
との声があがった。
ウクライナ東部への侵攻は、ロシアの軍事力からして、クリミア侵攻と同様、たやすく制圧できた筈である。
しかし、プーチン大統領は、
「これ以上、世界から『独裁者』と批判されたくない」
との思いがある。
そこで、親ロシア派に対して、
「最低限の軍事支援を行うこと」
で、茶を濁してきた。

その軍事支援が、今回の悲劇を生むことになる。

ミサイルの扱いに精通していない親ロシア派が、
マレーシア航空機を軍用機とみて誤爆してしまったのだ!





このように、国家間の問題だというのに、
世界の指導者たちのW個人的で粗末な思惑Wが混在し、
「ウクライナ VS 親ロシア」の対立は、
「米国・西欧 VS ロシア」の対立へと発展し、更なる大きな戦争が危惧されている。

こんな事で大規模戦争に突入されては、各国の庶民たちは、
たまったものはない!

さて、日本は、どうする?
今こそ、武道・武士道精神を背景にすべきである!

あらためて、以下のW武の名言Wを書き留めたい。




「本当の勝利者は自分に克つ者で、
 私心をなくすことが必勝の条件である」

「高い地位を得るにしても、他人を踏み台にしたり、
 友人を売ってまで得たものは、勝利ではなく敗北である」

「敗れたる者を慈しみ、おごれる者を挫き、
 平和の道を立てること」

「惻隠の情。
W弱者をいたわる思いやりの心Wこそ、武の道である」

「自らを節すること厳しく、下位の者に仁慈を以てし、
 敵には憐みをかけ、私欲を忌み、公正を尊び、
 富貴よりも名誉を以て貴しとなす」

「負けるが勝ちであり、
 血を流さない勝利こそ最善の勝利である」




安倍さんが、ウクライナ問題について、
「欧米とロシアの間に入って仲介役になると表明した」
とのNHKのニュースは間違いであってほしくない。

マレーシア航空機撃墜事件により、
アメリカや西欧諸国がロシア叩きに走っても、
彼らと歩調を合わせる必要はない。

日本とロシアは今、友好な関係にある。
ゆえに、
「友達同士のケンカは、仲裁に入る」
であり、
世界で唯一W武の国・日本にしかできない平和Wを実現させるべきである!

先日の新聞に、
「モスクワのマレーシア大使館やオランダ大使館では、
ロシア人たちが『私たちを許して』と、マレーシア航空機撃墜事件の犠牲者を悼んで花を供える姿が絶えない」
との記事があった。
「為政者たちよ、この庶民のW人間愛Wを見よ」である!

最後に、上杉鷹山公の言葉を紹介したい。
「人民の為に立てた、君主であり、
 君主の為に立てた、人民ではない」

ますます、
「武は、戈(ほこ)を止める」
で、なければならないと思う、昨今である。

またしても、ナガク・クドクなってしまった。
このような問題になると言及したくなる癖があり、どうか、ご理解いただき、お許しを!
最後まで、読んでいただき嬉しい限り、
心より、感謝の押忍!



posted by 井上誠吾 at 11:31| 日記