2015年03月10日

ラーメン食べさせてくれない症候群



廣田よ・・・、
俺は、今日も来たぜ、
すっかり見慣れてしまった『麺尊 RAGE』の前に。

2月の冷たい風に吹かれ、
俺は思わず、トレンチコートの襟を立てた。
あっ・・・違った。
俺は思わず、スポーツダウンコートのフードを被った。

寒い・・・こんな寒い日は、ラーメンが美味い筈だ。
ましてや、昼食を抜いて、楽しみにやってきた。

今日こそ、麺尊ラーメンを食べて、帰ってやる!
と、勢い込んで、店内へ、
「廣田、ラーメン!」
すると、廣田はカウンター拭き拭きしながら、
「えへっ、切れちゃいました」
「★◆■▲▼」
「(カウンター拭き拭き)」
「なん、だって?」
「えへっ、切れちゃいました」
「また?」
「また、切れちゃいました」
「廣田さぁ」
「オス・・・」
「俺さぁ」
「オス」
「前からさぁ」
「オス」
「今日、食べにくるからって、言ってたよな」
「オース、オスオス」
「・・・で」
「オス?」
「なんで、切れるわけ、ラーメン?」
「客がどっと来て」
「とっておけよ、俺の分くらい、たった一杯だぞ」
「そういうわけには」
「食べたいんだよッ、スープの残りもんとかないのか」
「空っぽです」
「は〜っ」
と、空腹のため息。

これが、
Wラーメン食べさせてくれない症候群W
の始まりだった。

なんか、廣田のやつ、ちぐはぐなとこあるよなぁ・・。
と、空腹の足で出ていこうとして、入口付近の観葉植物を見る。
小生が贈った観葉植物が外からの風に揺れている。

思えば・・・
オープン祝いの生花の話しも、ちぐはぐだったなぁ。



posted by 井上誠吾 at 10:30| 日記