2008年04月12日

いじめ・後期高齢者医療制度

「あれは、社会的いじめ、だよ」
先日、小生の大先輩にあたる脚本家が、ふと洩らされました。

あれとは、後期高齢者医療制度、のことです。

大先輩は、現在、一人暮らし。
何度も大病を患い、入退院を繰り返し、現在は持ち前の気力で健康を取り戻されておるだけで、いつ再発してもおかしくない状況にあり、これから先の医療費負担を考えると、不安でたまらないのであります。

「俺なんか、まだいい方だよ」
と、その大先輩が心配そうな顔でぽつり。
どうやら、知り合いのご夫婦が、僅かな年金だけで暮らしており、ご夫婦とも病気がちで、働き場所がないらしい。
しかし、例え収入がなくても、今回の医療制度では、僅かな年金からでも徴収されるので、「彼らの生活はますます困窮するだろう」と心配されているのです。

これらは氷山の一角の話です。
全国では膨大な数の老人たちが苦しむことになるでしょう。

老人をそのような心境に追いやる、
なんという制度を考え出す国なんでしょう、この国は!

天下り先を数年ごとに転々と渡り歩き、そのたびに莫大な退職金を貰っている輩がいると思えば、何百億、何千億単位の金を無駄な公共事業に湯水のごとく使っている輩もいる。
もう、この国は狂っているとしか言いようがありません!

江戸時代初期、山鹿素行という兵学者がいました。
「武士は、耕さず、造らず、商売せず、の境遇にある。何の職分もなく徒食するのではなく、民の見本でなくてはならない。日常身つつしみ、心清く、恥を知り、国の安泰を保ち、民の平安を守るべし。地に足をつけ、確かな希望を民に感じさせてこそ、武士の尊厳は保たれる」
と説いた人物です。

武士が特権階級であるがゆえに、道徳律として人の倫(みち)が必要だとされたのであります。
人道を無視した“不正”“狡猾”“卑劣”な行為は恥ずべき事なのだ、と蔑みました。

山鹿素行のいう武士とは、戦国武士とは違います。
軍人から役人へと変貌した、泰平の時代の行政官です。
つまり、今で言う政治家や官僚のことであります。

さて、後期高齢者医療制度。
“後期”は失礼だから、“長寿”医療制度に変えるって?
政治家や官僚どもの、この空恐ろしい人に対する鈍感さには怒りが込み上げてきます。
小生、以下のような荒い言葉は嫌いで使いたくないのですが・・・、
てめーら、なめてんのか!
お年寄りをなめんじゃねーぞ、コラ〜ッ!

いじめ、はよくありません。
ましてや、自分たちを育て、見守ってくれた老人たちを追い込むような社会的いじめは・・・!

次回は、この続きとして、
「武道・武士道に生きる人はカッコいい!」をテーマに書きます。
また、ナガク、クドク、シツコクなりそうなので、
なるべく、ミジカク、タノシク、ワカリヤスク、を心がけながら書きたいと思います。
押忍!




posted by 井上誠吾 at 10:54| 日記