2015年09月19日

この国はどこへ行く・・・子供たちの未来を憂う



日本は、戦後70年もの間、専守防衛を守り通してきた。

専守防衛とは、
「自国から攻めず、敵国の侵略に対してだけ、戦って撃退する」
というものである。

これは、
武道・武士道の究極の理想であるところの、
「武は戈(ほこ)を止める」
に行き着く。

しかし、無念だが・・・、
この究極の理想は、
安全保障関連法制の成立により、
「自国から攻め、敵国の侵略や同盟国の敵国に対しても戦う」
ことへ転換されてしまった。

この日が来るのは、当然のこと、と予測はしていた。

中国や北朝鮮の現状から見ると、仕方ない、という思いはある。

しかし・・・、
いざ、可決・成立されてしまうと、
甚だしい不快さ、
そして、ただならぬ憂いが募ってきてしまう。

日本の子供たちの未来は、どうなる?

我が人生を振り返れば・・・、
戦後・昭和27年に生まれ、
W戦争を知らない子供たちWとして、
他国との戦争を知らないまま、63年を生きてきた。

その63年の間に、
ベトナム・アフガン・イラン・イラク・イスラエル、等々、
数多くのW戦争映画WやW戦争報道Wを見てきた。

戦禍の中で犠牲となって死んでいった人々、
戦禍の中で難民となって生きていくしかない人々、
それらの人々の悲惨な運命を、
W戦争を知らない子供たちWの一人として、
平和な街の映画館で、平和な我が家の茶の間で、
まるで、他人事のように見てきた。

そのような日本であったのに・・・。
今回の可決・成立で、
未来の子供たちにとっては、他人事ではなくなってくる!

それを思うと、憂いが止まらない・・・!

しかし・・・、
現実問題として、
中国や北朝鮮の危機が今そこに迫ってきている。
このままで、済む筈がない。

やがては、
なんらかの防衛法案が必要不可欠であったのは事実である。
しかし・・・、
それにしても、だ。
こういう決まり方しかなかったのか・・・!

W反対のための反対Wをするつもりは一切ない。
ただ、願わくば、
「日米同盟の軍事協力は南沙諸島まで!」
として、
「どの国とも、敵を作らない外交戦略」
を展開していって欲しい!

小生の友人・知人の中には、
中国や北朝鮮の出身者がいる。
そして、誠真会館の道場生の中にも当然いる。
小生の中で、彼らと敵対することなど考えられない。
ここで宣言する。
「たとえ、戦時となっても、
 彼らは大切な友人・知人であり、
 そして、大切な誠真会館の道場生であり、
 彼らとの交流は、なんら変わることはない!」

作家である友人が、
「この地球という星は美しい。
 しかし、この星の住人は、互いの命を喰い合って生きている」
と言っていた。

同感である。
人は、
生まれてきた時から、
厳しい生存競争の中に放り込まれ、
生き延びていかなければならない運命にある。

その人間のサガは、
そのまま、その国のサガへと運命づけられていく。

さらに友人の作家は、
「Wどの国とも、敵を作らない外交戦略Wなど、夢物語だ」
と、小生の甘さを嗜めた。

確かに、そうかもしれない。
しかし、
夢は、叶えるためにある!

そのためにこそ、
「武道・武士道の生き方が大切なのである」
と、確信している!

子供たちの未来を、
「強く、優しく、潔い心」
で明るいものにしてやらなければならない!

己れ自身の残る人生の限りを尽くして、
「和をもって貴しとなす」
「武は戈(ほこ)を止める」
誠真会館の子供たちが、
日本にとって、世界にとって、地球にとって、
有益な人材となるよう育てていく!

そう、あらためて覚悟している!








posted by 井上誠吾 at 13:40| 日記