2016年09月17日

自分から逃げない!




これまで、何人の子供たちが、
「稽古が、痛いから、怖いから」
と、弱音を吐いてきたことか・・・。

そのたびに、
「弱い自分に背中を向けるな」
と、叱咤激励をするのだが・・・、
ついには耐えきれなくなり、道場から去っていく子がいる。

会うは別れの始めであり、人には別れがつきものである。

しかし、
「痛いから、怖いから」
との理由だけで空手をやめていく子を見ていると、
「これから先、この子は、何かにつけて逃げ回るんだろうな」
と、不憫でならない。

空手は、痛いのは当然、怖いのも当然、である!

実際、痛いことをやっているし、怖いこともやっている。
それを無理して、
「痛くない、怖くない」
と、強がったり、背伸びなんかする必要はない。

突きや蹴りを受けて、
「痛くない」とか「怖くない」という人間などいない。
誰もが、
「痛い」「怖い」と感じているのだ。
そして、さらに、
「難しい」「勝てない」「強くならない」等々と、
如何ともし難い壁も嫌というほど感じているのである。

しかし、
そこから逃げないで、
乗り越えていこうとすることが何よりも大切!

空手だけではない!
人生においても、強く生きている人というのは、
様々な体験をして、乗り越える力を身に宿してきている。

その乗り越える力が自分にもある、と強く信じることだ!
そして、勇気を出して一歩踏み込む、ことが大切なんだ!

生きている限り、「痛い」こと、「怖い」ことから逃れられない!
それは生涯ついてまわるものである。

そうやって逃げる癖がついてしまうと、
自分には乗り越える力があるというのに、
それに気がつかないまま、すべてを見失ってしまうのである。

そういう子は、実に不憫でならない・・・!

空手の稽古を通して、心と体を鍛えて、
強く・優しく・潔い人間になっていこうじゃないか!







posted by 井上誠吾 at 12:34| 日記