2020年04月26日

妻とのコロナ対策会議



コロナについての夫婦喧嘩は、毎日飽きずに続いている。

妻が小生を睨んで、
「高齢者の文句ばかり言ってると、人間性を疑われるからね」
「言ってないッ。誰にも会ってないから、君にしか言ってないッ」
「ブログに書いたりする、てことよ」
「書いてないッ。君がうるさいから、我慢してるッ」
「そうやって、少しは我慢をする、ということを覚えたほうがいいわね」
「ソレ、俺が少年部に言ってるセリフ。指導者は、我慢強い人間でないと務まらない。悪いが、子供扱いしないでくれ」
「我が家で、一番子供なのは、お父さん」
「その話はもういい」
「お父さんが、一番子供だって、そう言って、うちの子供たちは育ってきたの、忘れた?」
「・・・・・・寝る」
「まだ夕方よ」
「眠くないけど、寝れるんだよッ」
小生がリビングを出ると「子供なんだから」と妻の声が背中に届いた。
書斎に入ると・・・、
下から「お父さん、ちょっと来て」と妻が呼ぶ。
「うむ・・・少しは言い過ぎたことを反省したか・・・」
小生がおもむろに降りていくと、反省どころか──、
「あ〜、終わっちゃった。もういいや」
「もういいや?…何だよ、人を呼んどいて、それはないだろッ」
「ニュースで、巣鴨の商店会のことやってたの」
「なんて?」
「高齢者が来ないようにするためには、商店会が自主的に休業するしかないって、昨日から踏み切ったみたい」
「おお、それはよくやったッ!」
「あなた、そうすべきだって、前から言ってたもんね」
「やっと分かってくれたか。そもそも俺は高齢者を攻撃してるわけじゃなくて、守ろうとしているんだよ」
「それは分かってる、言い方が過激なの」
「・・・・・・・・・」
「どうしたの、また寝るの?」
「・・・で、今日の巣鴨は?」
「晴れだったみたいよ」
「天気予報じゃねぇよ、人出だよッ。高齢者が用事もない癖に」
「やっぱり、どうしても表現が過激になる」
「ハイハイ、必要火急のお爺さんお婆さんの人出はあったの?」
「見てない」
「何だよ、それ〜ッ!」
「あなたを呼んでたからじゃない」
「そういう時は見てろよ」
「見てたら、呼べないじゃない」
「呼ばなくていいから、あとで報告すりゃいいんだよッ!」
「声が大きい・・・寝るんじゃなかったの」
「まだ夕方だよ」
「眠くなくても、寝れるんじゃないの」
「呼んだのは誰だ。目はとっくに覚めたよ。もっと話をさせてくれ、話をッ。厚労省が昨日発表したデータは」
「70才以上の死亡者が200人近く、60代、50代と急に少なくなって、40代は5人、30代は2人」
「そう」
「20代、10代、小学生の子供たちは、死亡者が0人」
「そう」
「昨日も聞いて、今朝も聞いて、さっきも聞いたから、数字まで頭に入ってる」
「ま、何回でも言うのが俺の性格だから」
「その性格、何とかならないの」
「何とかしなきゃいけないのは、俺の性格ではなく、国の政策だよ」
「ふふッ、そのシャレは初めて聞いた」
「いいか、医療崩壊の危機で」
「コロナ患者の手術を優先して、ガン患者とか、救急患者の手術が延期されてる、でしょ」
「そう」
「これでは、コロナの死亡率より、手術を延期されたガン患者や救急患者の死亡率の方が高くなってしまう、でしょ」
「そう」
「死亡率を下げるには、高齢者や基礎疾患のある人々を感染から保護・隔離・管理する緊急政策、を打ち出す、でしょ」
「そう」
「働き盛りの世代は早く経済を動かし、学校も早く再開する、でしょ」
「俺にも言わせろ」
「そうすれば、経済苦による自殺者も出なくなる、でしょ」
「・・・・・・・やっぱり、寝る」


明日もまた、コロナについて夫婦喧嘩が勃発する・・・!








posted by 井上誠吾 at 20:37| 日記