2021年07月05日

天才学者や優秀な高官の弱みとは・・・!



心理学者のレイモンド・キャッテルは、
「偉大な科学者は、非社交的で、自分の世界をもち、懐疑的、批判的、である傾向が強い」
との研究を残している。

この‶批判的‶の一文は、
小生が子供頃から尊敬してきた‶ある人物‶と符合する。

それは、トーマス・エジソンである。

子供の頃、伝記本が好きでたくさん読んでいた。
その中でも、エジソン、リンカーン、北里柴三郎、が鮮明な記憶となって残っている。
リンカーンと北里柴三郎の話はおっつけ書くことにして、ここでは、天才・エジソンに絞らせていただく。

小生がエジソンに興味を持ったのは、子供の頃に‶問題児‶だったエジソン、子供の頃に‶問題児‶だった自分、とを重ね合わせて読んでいたからだ。
無論、小生と世紀の大天才・エジソンを比べること自体が慢心であると自覚しているが、子供心に‶問題児‶という点で共鳴していたのは事実である。

しかし、大尊敬していたエジソンだったが・・・、
大人になり、様々な本を通して、子供の頃に信じていた‶感動‶が幻影であった、と思い知らされ、尊敬の念が減少した。

それは、エジソンのライバル、テスラという存在を知ったからである。

テスラとは、電気通信の発明家のニコラ・テスラ。
憧れのエジソンの会社で働いていたが、エジソンが主張する直流送電と、テスラが主張する交流送電で、意見が分かれて、退社。
その後、テスラは交流送電を成功させた。
エジソンはそれを認めず、交流送電の危険性を訴え、テスラを陥れようと、卑劣なキャンペーンを行ったが、敗北した。
その結果、現在、全世界で交流送電が採用されている。

エジソン大好き少年だった小生は、
大人になり、発明家エジソンの裏の顔を知り、愕然となった。

その辺をもっと書きたいが、本題から外れるので、機会があればいずれ・・・。

ともあれ、子供の頃に尊敬していた‶天才・エジソン‶の見方が変わった。

‶天才とは、万能的に優れた人物‶
そう思っていたが、
大人になり、それは‶幻想‶であった、と!

しかし、見方を変えれば、
大天才・エジソンも自分と大して変わらない‶闘争本能丸出しの人間らしさ‶を持っていたことは、ある種の親近感があり、救いであった。
ゆえに小生の中でエジソンは、今も尚、問題児が数々の発明をしたということで、尊敬する人物であることに変わりはない。

と・・・ここで、タイトルの‶天才学者の弱み‶に触れよう。
世紀の大天才であるエジソンでさえもが、ライバルを陥れようとした‶汚点‶があるのだ。
 
申し訳ないが、ノーベル賞経済学者の‶天才‶クルーグマン。
彼は、日本のアベノミクスを絶賛した人物である。
アベノミクスは・・・成功したのか?
素人でも分かるぞ、クルーグマンよ、成功していれば、世界の中で日本だけがマイナス成長を続けてはいない!

さらに、‶天才‶クルーグマンよ。
MMТに対して主流派経済学者たちと一斉に反発したが・・・、
最近になって、
「MMT支持者は財政緊縮派ほど悪い影響を及ぼさないだろう」
と語っている。
つまり、「国債を発行し財政拡大しても良いかも知れない…緊縮財政よりも悪くはないだろう」的になんとも中途半端な迷走ぶりである。

これが現代の‶天才‶と言われるノーベル賞学者の実態である!

小生は、
「過ちては改めるに憚ることなかれ(過ちに気づいたらすぐに改めるべき)」
との上杉鷹山公の言葉が好きだ。

是非とも、ノーベル賞受賞者・クルーグマンには、
かつての発言を撤回し、潔く謝って、MMТを推進して欲しい!
と願っているが・・・どうなることか。

大天才・エジソンですら、自分が発明した直流に拘るという‶プライド‶に走ってしまった。
おしなべて、天才は自分の能力が高いことを自覚しているから、人の意見に振り回されることはない。
要するに、一度決めた自分の意思を頑固に押し通す、という傾向にある。

我々凡人は、人との協調性を大切、にする。
しかし、天才は違う。
心理学者のレイモンド・キャッテルが言うように「非社交的で、自分の世界をもち、懐疑的、批判的」なのである。
それは、
天才ゆえの抗えない‶弱み‶
と小生は見ている。

このブログをご覧の皆様は、どう思われるだろうか・・・?
もし、よろしければ声を掛けていただき、ご意見を賜りたいと願っている。

続いて、タイトルの‶優秀な高官の弱み‶を書こうと思ったが、枚数に限りがあり・・・、
次回の『財務省の優秀な高官の弱み』をご覧あれ!


前回に続き、新たに追加した参照資料本 
『財務省と大新聞が隠す 本当は世界一の日本経済』著・上念司
『消費税「増税」はいらない!』 著・高橋洋一
『財務省と経団連の欺瞞』著・三橋貴明





posted by 井上誠吾 at 12:07| 日記