2021年07月09日

このままでは、‶経済的な緊急事態宣言‶に陥ってしまう!



申し訳ない!
前回、予告した『財務省の優秀な高官の弱み』の前に──。

菅サンの4度目の緊急事態宣言の発令。
麻生サンの「税収が過去最高を更新」との報道。
これを受け、なんと愚かな日本国のツートップなのかと呆れ返ってしまい、
‶緊急差し込み版‶として、以下を書くことにした。

30年ほど前の大ヒットしたドラマに、
「同情するなら金をくれ!」
とのセリフがあり、その年の流行語大賞に選ばれたが・・・、
今、菅サンに対して、
「宣言するなら補償をくれ!」
「宣言するならオリンピックやめてくれ!」
と思っている国民が数多くいることだろう。

さて、菅の(もうサンも付けたくないほど愚かな人間なので、以下は敬称略!)
菅の話はこの辺にして、麻生に移る。

麻生は、
「税収が過去最高を更新」
と発表したが、
これこそが、財務省と麻生の関係を如実に表している。
さらに麻生は、
「航空、宿泊、飲食の話だけを聞くから、悪くなるのであり、ソニーグループや任天堂など、好調だった企業が後押しをして、税収が増えた。いずれにしても、景気としては悪い方向ではない」
と語った。

これでは、さらに自殺者が急増し、
日本はコロナだけでなく、経済においても‶緊急時代宣言‶に陥り、国は完全に衰退してしまうぞ!

麻生の発言を‶大家族の父親‶に言い換えると、
「長男、次女、三女の収入だけが悪くなっただけで、長女や次男など、好調だった子供達が後押しをして、所得が増えた。いずれにしても家計としては悪い方向ではない」
と言っているのと同じである。

長男、次女、三女が自殺するほど困っているのに、
父親として、手を差し伸べない親が果たしているだろうか・・・?

あ、いた。麻生がいた!
あ、まだ、いた。菅もいた!

ちなみに、財務省の税収の内訳は、
法人税4%、所得税0、1%しか上がっておらず、
消費税が、14%増、である。

過去最高を更新した理由は、消費税の増税にある!
それを公表しないで、
「景気としては悪い方向ではない」
とは、あまりにも小狡く、あまりにも愚かだ。

コロナ禍で、昨年のGDPは前年より22兆円も減っている。
そんな悲惨な状況なのに、「過去最高の税収」という。
つまり、国民の収入は下がったが、国は消費税で税収を上げた、ということである。

国民に負担をかけるのも、いい加減にしろ!

すべては財務省が元凶!

かつての麻生は、
「国債発行しても、自国建て通貨だから、破綻はしない」
と自民党が野党時代だった頃から、財政拡大の方向を示す、とても経済に通じた政治家だったのである。

それが、なぜ、財務大臣になると、急に方向転換したのか?
理由は、三つある、と小生は睨んでいる。

一つ。
大臣の立場になると、財務省の法制度に従わないと、省内が機能しないからである。
かつて、麻生が総理大臣の頃、
「未曾有(みぞう)をみぞうゆう」
と読み間違いして、
麻生は各省庁やマスコミから激しく突き上げられた苦い経験がある。

もし、今、
麻生の口から「財政拡大や国債発行」が飛び出せば、
「それは財政法に違反する」
と財務省から突き上げられ、あの‶未曾有事件‶の二の舞になる。
さらに、
「閣内不一致だ」
と野党に追及させ、政局の大問題に発展する恐れがある。

二つ。
それでも麻生は国会議員で、麻生派の領袖なのだ。
その力を背景に、国会で財政法を変えれば良いだけの話である。

しかし、問題は、
国会議員の多くがプライマリーバランスの黒字化を掲げている。

プライマリーバランスとは、政府の収入と支出のこと。
国の家計簿みたいなものだが、
これを「黒字化しないといけない」と思い込んでいる。

前々回のブログに書いたが、
「国の借金は、国民の資産になる」
という‶コペルニクス的発想‶を受け入れられず、
「子や孫の世代のツケとなる」
と信じ込んでいる政治家がほとんどなのである。

三つ。
麻生は、財務省に弱み、を握られている。

以前のブログにも書いたが、
財務省の情報網は歴代の政治家たちを恐れさせてきた。

官僚を敵に回して失脚した政治家は数多くいる。
森友問題で、財務省が情報操作した、ことは周知の事実だ。

情報操作だけではない。
財務省に歯向かうと国税庁が税務調査に動くので、もし脱税容疑でもあれば・・・、
麻生は、‶痛くもない腹を探られたくない‶と恐れるであろう。

さらに、麻生には30代後半の息子がいる。
政界引退後は、この息子に跡を継がせるのであれば・・・、
「俺は、みぞうゆうで、さんざん官僚たちにいじめられたからな。財務省を敵に回しちゃダメだ。財務省の情報操作で、今度は息子がさんざんいじめられる」
という計算も働いているかも知れない。

ともあれ、財務省は巨大な力を持つ‶諸悪の根源だ‶と断言できる!

かつての麻生は、
「財政拡大」や「国債発行」
と財務省が嫌うようなことばかり言っていたにも関わらず、
ついには、
「財政緊縮」や「国債発行なし」や「税収が過去最高を更新」
と財務省が喜ぶようなことばかり言わしめてしまう。

麻生さえも変わり身させる闇の権力・財務省!

おそらく麻生は、
「財務省に何らかの弱みを握られている」
と小生は見ている・・・!


次回こそ『財務省の優秀な高官の弱み』を書くつもりでいる。
乞うご期待!


参照資料本 
『財務省の闇 』  別冊宝島
『財務省が日本を滅ぼす』 著・三橋貴明





posted by 井上誠吾 at 12:20| 日記