2021年08月11日

財務省の優秀な高官の弱み 後篇



またしてもナガクなってしまったが・・・、
今、日本が抱えている大問題なので、最後まで一読願いたい。

かつて民主党は「コンクリートから人へ」の政策を打ち出した。
あの時、小生が大いに賛成したのは、以下の八項目。

@ 子ども手当・子供一人に24,000円を支給
A 高速道路無料化
B ガソリン税廃止
C 最低年金保障
D 消費税は増税しない
  ─── 〇 ─── 〇 ───
E 官僚の天下りの禁止
F 政治とカネ問題の解決
G 議員定数・議員歳費の見直し

他にも、非現実的な公約もあったが・・・、
それは叶わないだろ、と見て、この八項目には期待が膨らんだ。

しかし、ご存じの通り、何一つ実現しなかった。

@〜Dに関して、
財源は、
「補正予算も加えて100兆円ある」
と言っていたのが、実はなかった。

予算がないなら、
「今まで通り国債発行すべきでは・・・」
と素朴に思った。

緊縮財政で、
「コンクリートから人へ」
と予算を削る事ばかりしてきたので、さらに経済が落ち込んだ。

ちなみに‶人へ‶というテーマは良いのだが、
予算を削ることで‶人の生活‶まで厳しくしてしまった。

余談だが、民主党政権で医療研究予算などを削らなければ、
今頃は、新型コロナの国産ワクチンが開発されており、日本は独自でワクチン対応できた可能性もある。
さらに、それを海外に格安で提供すれば、多くの後進国の人々の命が救われた筈、と小生は思っている。

ともあれ、
@〜Dの、子ども手当・高速道路無料化・ガソリン税廃止・最低年金保障・消費税は増税なし、
は、すべて国債発行で解決できる!

E〜Gの、官僚の天下りの禁止・政治とカネ問題の解決・議員定数や議員歳費の見直し、
に関しては、
民主党の体たらくで、安倍政権の長期化を許した上に、
権腐十年(権力の座に十年もいれば腐る)、
を実現させてしまった。

その権腐は、菅政権に受け継がれている。
現政権のコロナ対策を見ても分かるように、このままでは日本は衰退の一途を辿るであろう。

ゆえに、
日本は、今こそ、国債を発行すべきなのである!
国の借金は国民の資産となるのだ。

西欧諸国では、
教育、文化、社会保障財源は国債発行で賄って来た。
その負担率は日本と西欧諸国は違いがないのに、
日本では、教育、文化、社会保障財源は税収の中でしか認められていない。

なぜ、戦後、GHQはこのような事を押し付けたのか?

それは、戦時中の日本は国債を大量に発行し、戦い続けた。
あの戦力を二度と持たせないよう、
財源を削ぎ落とす目的で、財政法4条で「国債発行を禁じた」のである。

日本は、財力を持つと戦争に走るのか?!
果たして、そのような野蛮な国民性なのであろうか?

そうではない!
むしろ、現在の日本は戦う牙を抜かれており、
核を持つ近隣諸国に怯え、
北方領土、竹島、尖閣、と数々の外交問題に対して、
何も反論できずに傍観しているだけではないか。

戦争は絶対にしてはならない!

その代わり、国力・財力・防衛力、そして外交力を持たねばならない。
そこで必要なのが、財源である。
しかし、
このままでは財力を削がれてしまい、領土も取られてしまい、
やがて、日本は中国に飲み込まれてしまうであろう。

それなのに、戦後の財務省(旧大蔵省)のエリート高官たちは、
「財政緊縮」「国債発行をしない」
というGHQ政策を金科玉条のごとく守ってきた。

そして、困ったことに・・・、
財務省で出世するのは「緊縮財政派」である。
その‶血脈‶は先輩から後輩へと続けられ、それに反する者は出世の道を断たれ、意見さえも言えなくなる。

出世した財務省のキャリア官僚のほとんどが、
退職後、日本の超一流企業に天下りしているのは周知の事実。
その‶癒着‶の流れもしっかりと後輩に受け継がれている。

そもそも彼らには、選挙がない。
官僚の先輩たちの顔色を窺っておけば、安泰なのである。

小生は、このブログで何回が書いてきた
「権腐十年──権力は十年もすると腐敗する」
という格言が大事であり、
小生自身、65才で館長を引退した理由は、そこにある。

人は往々にして、己れの保身や利益に走ってしまう。
安倍然り、菅然り、そして優秀な官僚然り、
権力の座に長く居座ると、どうしても腐敗してくるのである。

彼らは「権腐十年」と言う言葉を知っている筈だが・・・、
己れの‶人間らしい生き方‶というところまでは、昇華させようとしない。

頭は良いが、未熟で人徳のない人間が采配を振るっているのが、今の日本だ。

学校の成績が良い、というだけで、
国を動かす立場にまで出世したものの、
国民のことなどは、まったく考えることなく、
上級国民としての‶自分たちの保身と利益‶に走っているのである。

ゆえに、
「優秀な高官の弱み」
とは、
‶愚劣な人間のエゴ‶
と変換できる。

しかし、日本という国は必ず良くなる、と小生は信じている!
そのためには、
「国債発行と消費税ゼロ」
の国策が必要だ。

その必要性を多くの人々に知って貰いたく、
少しでも啓蒙の一助になればと、このブログを書いている。



よくぞ最後まで読んでいただいた。感謝の極みである!

次回は、
またしても今回書き残した項目、
『グローバル化を信奉する輩共』
を書かせていただく。
日本が必ず良くなる、ことを信じて・・・!






posted by 井上誠吾 at 11:41| 日記