2008年12月13日

呵呵大笑

世知辛い世の中を笑い飛ばす!
時には、そんな時間が欲しいものです。

先日、脚本家の大先輩の御三方と食事をする機会あり、
幸せなひと時を過させていただきました。

80代前半が、野上龍雄氏。
70代が、神波史男氏(誠真会館の顧問)と長田紀生氏。
御三方とも、映画やテレビで数多くの脚本を書いてこられた
御大揃いで、56才の小生など若造もいいところであります。

その席上。大先輩・野上氏が、
「最近足が悪くてな。気がついたらヨチヨチ歩きで前に進ま
ないんだよ。お前たち悪いとこは?・・・ガンくらいだろ?」
と、軽くおっしゃる。
前立腺ガンを根治された神波氏と長田氏は、
「ガンはいいですよ。白黒はっきりしてる。切りゃ済む」
「難儀なのは、たまに尿失禁する。これぐらいです」
と、こちらも軽く返される。

病いのタブーを物ともしない、遠慮のない過激トークに、
小生一人、爆笑していました。

話しは、政界のことから痴話噺まで、多岐にわたり、
3時間ほどで、焼酎のボトル3本を空にしてしまった。
ちなみに小生は、お湯割りを作ったり、水割りを作ったり、
給仕役に徹していたので、それほど飲んでいません。
恐るべし、酔いどれ三翁!

三翁と別れた電車の中、後ろから、中年の男たちの会話。
「最近、何やっても、すぐに疲れる」
「同じだよ。もう早くリタイヤしたいな」

小生、どんな人たちが話しているのだろう、と、さり気なく
振り返ると、どう見ても、小生よりも若い。
40代後半か50代前半だと思われる会社員風の二人。
そのまま背中を向けて聞いていると、体調の愚痴から、仕事
の愚痴へと移行して、不満タラタラの会話が続く。

確かに、この不況下。愚痴も不満も吐きたくなるだろう。
と、同情を禁じえないが・・・、
ふと、先ほどの三翁と比べてしまう。

足が悪くて、前に進まなくても、
ガンを切って、たまに尿失禁しても、
笑い飛ばしながら、今なお、新作に挑み、かくしゃくと生きよ
うとしておられる。

素晴らしい!
いやはや何とも勇気付けられます。

呵呵大笑!
こんな時代だからこそ、ふさぎ込むのではなく、
なんとかなる!
と、奮起して笑い飛ばしたいものです。


posted by 井上誠吾 at 13:36| 日記