新年あけまして、おめでとうございます。
百年に一度、といわれる不況の嵐が吹き荒れています。
こんな混沌とした時代ゆえに、時代に左右されることなく、
「きっといいことがある!
こんな時代に負けてたまるか!」
と、物事をポジティブに捉えたいものです。
暗い出来事ばかりで気持ちが萎えてしまうより、
いいことがある、と信じて、希望を持って突き進むほうが、
どれほど救いになるか計り知れません。
「空手・明るく希望の年!」
と、題したのは、
空手(武道)こそ「元気の源」と自負しているからです。
こんな時代だからこそ、
人が生き抜いていく術(すべ)が、
空手(武道)の中に深く内在されている、
と、その必要性を強く感じております。
以下、誠真会館における「押忍の精神」です。
「耐えがたきを耐え 忍びがたきを忍び
一心に気を静め 押さば引き 引かば押す
どのような困難にありても 心頭滅却せよ
これ すなわち 押忍の精神なり
自己の人生に置いて これを涵養し 全うする」
正月早々、ちょっと固いですか?
そうですか・・・。
では、正月ということで、明るく、笑える話をひとつ。
「耐えがたきを耐え 忍びがたきを忍び」の部分を、
我が身に照らし合わせたような話をしたいと思います。
大晦日、昨日のことです。
うちのカミさんがおせち料理に足りないものがあるから、
「一緒に買いに行ってくれない・・・重いから」
「重いからかい?」
小生、心の中でツッコミながら遅い年賀状を書いていると、
「何してんの、早くして、待ってるんだけど」
カミさんの小言が届きます。
「わかったよ、うるさいな」
小生が立ち上がった瞬間、年賀状のインクをこぼしてしまったのです。慌てて拭こうとすると、今度はコーヒーのマグカップが落下して、足の小指を直撃!
「あぐッ!」
小指だけ、のピンポイント攻撃はものすごく痛い!
「早くしてよ」
懸命に堪えている小生に容赦なくカミさんの声が届きます。
まさに「耐えがたきを耐え 忍びがたきを忍び」です。
「心頭滅却」でもしないと買い物にも行けない心境でした。
そんなオチかよ、とツッコミが来そうですが、
空手(武道)によって、忍耐力が培われていくのは事実である、ということは、この話は別として、ご理解下さいませ。
暗い出来事が続く今だからこそ、ここは辛抱強く踏ん張って、
「きっといいことがある!
こんな時代に負けてたまるか!」
と、明るく、逞しく、乗り越える年にしようではありませんか!
本年もよろしくお願い致します。
希望の年へ、押忍!
2009年01月01日
空手・明るく希望の年!
posted by 井上誠吾 at 15:16| 日記