2009年06月12日

世界的大不況に思う

この大不況、そろそろ底なのか、
それとも、まだまだ果てしなく続くのか・・・。

「世界経済というのは魑魅魍魎という化け物たちが住み、暗躍する世界だ」
と、知人の作家が言いました。

化け物たちが蠢く世界に、首など突っ込みたくもないが、
地球上に住む、一個の人間として、利をむさぼり続ける化け物たちに一太刀も二太刀もあびせたいと思うのは、小生ひとりだけではないでしょう。

人はどう行動すれば美しいか、
と、いうことを思考するのが武士道です。
武士たちは、どう思考し、どう行動すれば、公益のためになるか、という理念のもとに自己を律していました。

小生の尊敬する作家・司馬遼太郎氏は、
「幕末期に完成した武士という人間像は、その結晶の見事さにおいて、人間の芸術品とまでいえる。
この種の人間は、物欲を肯定する戦国期の武士や、あるいは西洋の騎士には生まれなかった。
サムライという日本語が世界語であり続けているのは、
彼らが両刀を帯びてチャンバラをするのではなく、
類型のない美的人間であったからであろう」
と述べています。

この国には、紛れもなく、美しく強く、
世界に誇るべく「サムライ」という人たちが存在していました。

小生の拙い考えかも知れませんが、
大不況の解決策は、
「公益のために自己を律したサムライ」という人たちの生き様の中にこそ、答えが見出せる。
そんな気がします。

やや“我田引水”気味になるのが小生の癖ですが、
武道の中には、世界に誇るべく「サムライ」の精神が脈々と受け継がれているのは事実であります。

政界人たちよ、
官界人たちよ、
財界人たちよ、
先ずは、武道の精神から学べ!

世界が大不況から脱するのを願って、押忍!



posted by 井上誠吾 at 20:58| 日記