2009年07月09日

生まれてきたからには

「この世に生を受けるは、事を成すにあり」
幕末の英雄・坂本竜馬の言葉です。

以前にも、
「幕末期に完成した武士という人間像は、その結晶の見事さにおいて、人間の芸術品とまでいえる」
と、作家・司馬遼太郎氏の文章を紹介しましたが・・・、
小生は、この坂本龍馬という英雄こそ、
「人間の芸術品」
だと思っております。

小生にとって、
好きな人物とか、
尊敬する人物とかでは形容しがたく、
自分がマネをしようたってマネができない、
まるで、世紀の大スターのような、
「憧れの人物」
と、表現したほうが的を得ております。

その憧れの人物・坂本竜馬は、
「自分の命の価値など、無いに等しい、
それよりも、この日本を大洗濯し、良くしたい、
その為なら、命などは、どうなろうとも構わない」
と、大きな度量を持っていました。

人として、
なんと、純粋で、崇高で、
尚且つ、美しく、強い!

その生涯がまたドラマチックな「芸術品」であります。

小便たれで、勉強もできなかった子が、
剣の道に目覚め、そこから様々な人物と交流し、
生きた学問を身につけ、幕末の革命児へと成長していったのです。
暗殺される前には、
犬猿の仲だった薩摩と長州を同盟させたかと思えば、
その直ぐ後に、船中八策を発案し、当の薩摩・長州からさえも反発され、かつての仲間たちから命を狙われる羽目に陥ってしまう。
しかし、竜馬の船中八策は、そのまま大政奉還へと繋がり、
それが、薩摩・長州による日本の近代化の礎となり、
明治という、新時代が到来することになる。

船中八策は、竜馬の発案ではない、という説もありますが、
「そんなことは構わんぜよ。
日本が、夜明けを迎えたんじゃきに」
草葉の陰から、暗殺された竜馬の声が聞こえてきそうです。

自分の手柄なんか、どうでもいい。
「日本をよい方向へ変える」
竜馬の生き様は、この一言に尽きるかと思います。

「この世に生を受けるは、事を成すにあり」
竜馬のマネなど出来るはずもありませんが・・・、
小生なりに、
「事を成す」とは、
「武道空手を広める」こと、と捉え、
日々、努めてまいりたいと覚悟しております。



posted by 井上誠吾 at 14:31| 日記