2009年10月22日

やる気を出し、明るく元気!

小生、うどんが好きで、月に一度か二度は、必ず立ち寄る所があります。
それは、西武池袋駅コンコースの立ち食いスタンド。
ここのうどんを食べている時、"小さな幸せ”を感じます。

九州出身の小生は、昆布だしの九州うどんが恋しくて、九州の味に限りなく近い、ここのうどんをやっと探り当てたのです。
さて・・・タイトルの「やる気を出し、明るく元気に!」に繋がる事件が、その立ち食いスタンドで起こりました。

いつものように天ぷらうどんを注文すると、
見慣れない若いアルバイト女性が、麺を一瞬、茹でただけで、無言のまま、不愛想にどんぶりを差し出しました。

生煮えだろう・・・と思いつつ、彼女を見返しました。
見た目は18・19才くらいで、今時の若い娘には珍しく、化粧っ気もなく、髪も染めておらず、それが返って清楚な好印象を与える娘であります。

不愛想だけど、彼女の持つ清楚な雰囲気を見て、
ま、いいか、慣れないバイトで疲れているんだろう・・・と思いつつ、うどんを一口すすると、
ん?・・・麺が煮えていない!
芯の部分が冷たく、汁と麺が調和せず、食感も良くない!
しかし・・・、
清楚な娘だし、疲れているんだろうから、いいか、と再び自分に言い聞かせながら、二口・三口とすすっていくが・・・、
こよなく愛しているうどんが、今日は性格が変わったかのように冷たく、素っ気なく、恐ろしくマズイ!

誰が、誰が、こんな悲惨なうどんにしてしまったんだ!?

次の瞬間、ついに堪えきれず、
「なんだコレは! たとえアルバイトでも客に出すもんは一生懸命作れッ。働いてお金を貰うということは、客に喜んで貰うということなんだよ。俺はなッ、ここのうどん好きなんだよ、いつも楽しみに来ているんだよ、馬鹿モン!」

すると、それまで不愛想だった彼女が頭を下げ、横にいた年配の女性が「すみません。もう一度作り直します!」とフォローし、すぐさま作り直し、差し出してくれました。

なんだか、こっちが悪者になったような気マズイ気分。
しかし、うどんをすすると、気マズイどころか、ウマイッ!
やっとありついた“小さな幸せ”を感じつつ、先ほどの彼女を見ると、不愛想な顔に戻り、仕事をしています。

“小さな幸せ”で満腹になった小生は、隣りの売店で、さり気なく缶コーヒーを買うと、
「どうせ働くんなら、元気出して、頑張れ」
キザを自認しつつ、不愛想に働く彼女の前に缶コーヒーを差し出しました。

と・・・彼女、
「このオジサン、変な下心があるんじゃないかしら」
そんな目で、見つめ返しています。
小生、妙に誤解されると困るので、缶コーヒーを彼女の前に置いたまま、無言で退散しました・・・もしかしたら、あの缶コーヒー、捨てられるかも・・・と思いつつ。

それにしても、清楚で好印象な所があるのに勿体ない。
例え、面白くないことや、辛いことがあったとしても、
ほんの少し、やる気を出し、
ほんの少し、明るく、元気を出すだけで、
表情に輝きが生まれ、やがてそれは彼女の魅力となり、未知数の可能性となって広がっていく筈なのに・・・!

まてよ。それは、あの娘に限らず、誰にでも当てはまる事。
面白くないこと、辛いことはグッと腹に収めて、
他山の石、として学ぼう・・・押忍!




posted by 井上誠吾 at 11:30| 日記