2007年02月18日

善に報いる



ふと、
30年ほど前に出会った弁護士さんの事を思い出しました。
その弁護士さんは、
真・善・美の精神が大切だ、
と仰っていました。
確か、弁護士手帳か何かに書いてあったのを見せてもらったような記憶も残っています。

真とは、嘘偽りがない、
善とは、善い行い、
美とは、美しい生き方、
いずれも、武道精神に繋がっています。

その弁護士さんは、ご存命であれば、もう90才近いのではないかと思うのですが、
人が生きる事、
そのものを左右させる弁護士という職業だけに、
真・善・美を語られたのだと思います。


人は死に向かって生きています。
否、
何かを成すために生かされている、
という前向きな表現のほうが正しいのかも知れません。

生かされている、ということは、
小さな自分の善行が、
周りの人から、
さらに、その周りの人々へ広がり、
さらにまた、地域や社会へと広がっていき、
善い影響を及ぼしたり、
貢献していくことが大切なのではないでしようか。
つまり、“善の連鎖”です。

その逆の“悪の連鎖”もあります。
自分の“我見の怒り”が、
周りの人々へ広がっていき、不快にさせ、
さらに、地域や社会に悪い影響を及ぼしていき、
悲惨な事件や事故を引き起こしてしまう。

殺伐とした世の中を生み出しているのは、
このような、たった一人の、
“我見の怒り”なのかも知れません。

朝、気持ちよく、家を出て、
一日を快適に、
周囲に善い影響を及ぼせるよう過ごしたいものです。

仁・義・礼・忠・孝・勇・信、
には、善に報いる徳があり、方便があります。


posted by 井上誠吾 at 10:09| 日記