2010年04月17日

原本・泣かせる話

前回、どこかに消えてしまった「泣かせる話」を思い起こしながら、書きたいと思います。

今年の2月頃、以下の記事を読んで、感動しました。

埼玉県に住む中3少女が、石川県にある高校受験に向かう途中、大雪のため、夜行列車が長岡駅で運休。
泣いて受験をあきらめようとする娘を同行の母が励まし、なんと300キロもの距離を深夜にも関わらず、ヒッチハイクで向かおうと決行!  しかし、深夜の雪道で、車を止めようと手を上げるが、誰も停まってはくれない。
歩道は1メートル以上の積雪のため、車道の轍の上を歩き、やっと明け方になって、ガソリンスタンドに辿り着き、給油中の大型トラックを発見。懸命に頼むと、運転手の行き先は神戸だったが、金沢まで乗せてくれるという。
なんとか、金沢に到着するのだが、このままでは試験に間に合わない!
同じ中3の娘を持つ運転手は、遠回りになるが、試験会場の高校まで送る決意をした。そして、先行車を次々と追い抜き、試験の10分前に目的の高校に到着!
寡黙な運転手は「よこやま」とだけ名乗ると、連絡先も告げず「頑張れ」と娘を励まし、去っていった!
娘は、試験科目の作文に、運転手への感謝の気持ちを文章に込めて提出。そして、念願の合格を果たした!

後日、その話を新聞社がスクープし、記事となり、「よこやま」という運転手にも連絡が取れた。
しかし、運転手は「荷主にも理解して貰い、お褒めの言葉を頂いた。そっとしておいてほしい」と謙虚に応えた。
ちなみに、運転手の娘も高校に合格していたらしい。

なんとも、美談ではありませんか!

実は小生、15・6才の頃、深夜のヒッチハイクをしたことがあります。
通り過ぎる車に手を上げても、誰も停まってくれず、
心底から心細くなり、やっと、乗せてくれたドライバーを見た時、神か仏のように見えたものでした。

2月に、この記事を読んだ時、
中3の娘が絶望の淵に立たされながらも、母親に励まされながら、あきらめずに吹雪の中を大胆にもヒッチハイクする姿が思い浮かび、なんと、ほほ笑ましく、たくましい母と娘だろうと感心しました。
そして、母と娘の願いを叶えようとする運転手の人情味あふれる行動にじーんと熱いものを感じたものでした。

この美談を、先週の4月5日、日本新聞協会が、
「ハッピーニュース大賞」として発表をしたのです。

政治も経済も社会も、ドロドロとした話ばかりが続く中、
このような心あたたまる話は、実に気持ちが癒されます。

人は、なんのために生きているのか・・・?

己れが生かされている、ということは、
他人によろこびや感動を与えなさい、ということ!
そう思います。

日々、琢磨して生きていかねば・・・!


posted by 井上誠吾 at 23:36| 日記