2007年04月30日

生き甲斐

日本の若者たちは、『生き甲斐』を持つことを諦め、夢や希望さえも持てなくなっている、とある意識調査で出ました。
確かに、夢や希望は持たなくても、今の日本はなんとなく食べていける時代ではあります。

しかし、食べていけるだけで、何ひとつ生産性のない生活を送るのでは、人間としての価値はない、と断言したい!

かつて、強制収容所において、
捕虜に穴を掘らせて、それをまた埋めさせる。この無意味な単純作業を繰り返していくと、捕虜は気が狂ってしまった。
と、いう話を聞いたことがあります。

おそらく、生産性のない労働を繰り返し強制されることで、精神的に追い込まれてしまうのでしょう。

人には、生き甲斐・やり甲斐、というものが必要です。
ただ闇雲に、あれをやれ、これをやれ、と言ったところで、
そこに何らかの、生き甲斐・やり甲斐がなければ、効果は上がらないでしょう。
これは、勉強にしろ、仕事にしろ、習い事にしろ、さらには、人生にしたって、同じことだと思います。

日本の若者が腹いっぱいの食事をしている瞬間、後進国では、数え切れないほどの子供たちが餓死しています。
先進国の一人当たりの消費エネルギーは膨大なものであり、
日本で、ただ食べて何もしないまま生きているのなら、それは“生きているだけで罪”といえるでしょう。

遠い後進国の人々を愛せ、とは言わない。
せめて、身近な人々を愛して信じて生きて欲しい。
親・兄弟・友人・知人・先輩・後輩、そして自分自身を!

誰かを愛し、そして信じられるからこそ、
生き甲斐や夢や希望が湧き出てくるのではないでしょうか。

数日前、少年部のママから、メールをいただきました。
その中に「人との繋がりがあるから、人は生きていけるのですね」と書いてありました。
小生、同感であります。

身近な人を愛して、信じて、
その繋がりを大切にするだけでいい、
さっと、そこから、自分がどう生きればよいか、
その答えが見つかると思います。

大人たちは、若者たちの見本に、
そして、若者たちは、子供たちの見本に!


posted by 井上誠吾 at 09:33| 日記