2010年06月10日

続・「武の国」の矜持

このブログはいろいろな人たちが見ておられるので、
「あまり過激なことは書かないほうが良いと思います」
と誠真会館の指導部の中から心配の声もありますが・・・。

あえて、「武」とは戈(ほこ)を止める、「争いを止める」という観点から、書かせていただきます。
指導部の方々、若干の暴走をお許し下さい!

一週間前、鳩山さんが辞任を表明したかと思ったら、
もう、菅さんの内閣が発足しています。
まるで、回転ドアーのような早変わりであります。

回転ドアーの外に出て行った鳩山さんは、
普天間のことなど忘れたかのように東工大の講演で、
「菅君が総理に指名されるまで、まだ総理でありまして」
と、自虐的な笑いを誘って、
「国家の一大事の時は、まだ私が仕事をしなきゃならん」
と、発言をしていましたが・・・、
鳩山さん、普天間の問題は、国家の一大事ですよ。

沖縄県民の意思を無視して、強引に日米合意をしたから、もう仕事は終わり、ではありませんよ。
総理大臣経験者の政治家として、普天間問題はあなたが遣り残した大きな仕事なのです。何を他人事みたいに言っているのやら・・・。

新総理大臣の菅さんは、
辺野古周辺に移設する日米合意を引き継ぐ考えのようですが・・・、
これでは、沖縄の人々は見放されたも同然です。
日本の平和は、沖縄を犠牲にして成り立っているのです。
このまま犠牲を押し続けて良いわけがない!

菅内閣で支持率が66%にまで上がったそうですが、
その期待感を、普天間問題に関する国民の理解の表れ、とすり替えてはいけません。
むしろ、この際、多くの国民の支持を背景にして、
米軍の抑止力をはじめ、集団的自衛権や個別的自衛権の問題を、国民を巻き込んで議論すべき時にきているのではないでしょうか。

ましてや、民主党は以前から「県外移設」を沖縄政策として盛り込んできているのです。
この問題は、憲法9条を含め、国をあげて大議論し、解決しなければならない大きな問題なんです。

強くなくては、優しくなれない!
戈(ほこ)を止める「武」の国である日本は、
「自分の国は自分で守る」
という、ごく当たり前な観点に立ち返り、
そこで、初めて米軍問題を論じていくべきなのです。

小生は思います。
日本という国は、真摯に歴史を振り返らなければならない。
歴史の中の埋もれた“真実”に辿り着き、これからどうするか、を議論しなければならない。
要は──、
戦争を仕掛けるような傲慢な国であってはならないし、
戦争を仕掛けられるような脆弱な国であってもならない!
原爆を落とされた国・日本が、
争いを止める「武」の国・日本の矜持を持ち、日本ゆえに成し得る平和中立国家を目指すべきだと思います!

菅さんが、自ら「奇兵隊内閣」と名付けたからには、
奇兵隊を結成した高杉晋作、
高杉の師匠である吉田松陰、
二人が死を賭して実践したサムライ精神も受け継いでほしいものです。

小生の尊敬する吉田松陰は、
「国家を治めるも、家族を治めるも、その要は仁愛にある」
と遺しています。
鳩山さんの「友愛」に共鳴した小生ですが、
その源は、吉田松陰の「仁愛」にあり、
誠真会館の「仁・おもいやり」は、戈(ほこ)を止める「武」から来ているのは言うまでもありません。

良い刀は良い鞘に納まる、と申します。
かく言う小生も、
こうして生かされている限り、
争いを止められるような強く優しい日本人になるべく、
生涯が修行と覚悟しております!

久々に、ナガク、シツコクなりました。
最後まで、拙文を読んでいただき、
感謝の押忍!


posted by 井上誠吾 at 11:13| 日記