2007年06月12日

利・先義後利

ありがとうございます。
最近、少しブログの書き込みの日数が空くと、
「どうかしましたか?」「何かありました?」
との心配のメールや電話をよくいただきます。

空いた理由を書かせていただきますと、
日曜から今日にかけて、大阪での打ち合わせや知人のコンサートなどが続き、ホテルや道場に泊まり歩き、今やっと、三日ぶりに家に帰ったところなのであります。

皆様のご心配には、感謝の限りであります。
そのご心配を払拭するためにも、
前回、書き残してしまった『利』について、少々書き加えたいと思います。

武道の源である武士道は、利の追求を忌み嫌いました。
なぜか?
武士は支配者側であり、庶民の手本となるべき公人だったからであります。
もし、武士がその権力的な立場を利用して、欲望の赴くままに富も地位も名声もほしいままにしていたなら、武士道精神の徳目など、今日まで残る事はなかったでしょう。

武士道は、金銭の価値を“徳”などに置いてはいません。
人として、どう生きるべきか、という行動の美学を追求しているのです。

それに比べて現代の日本、
あまりにも、利潤や、実績や、数字ばかり、を追い求め過ぎてはいませんか?
数字、数字、数字!
そのために、子供から大人まで、その数字に追われ、自殺者を続出させているのが現状であります。

このままで、いいわけがない!

小生、「先義後利」という言葉が好きです。
先にすじ道があり、あとから利益がついてくる。

公人、つまり、公僕の皆さん!
政治家、官僚、公務員、教師の皆さんです。
汚職をやめましょうよ。
天下りをやめましょうよ。
談合をやめましょうよ。
いじめを無くしましょうよ。

皆さんが、すじ道を通して、利益を得るのであれば、
国民は文句はいいませんよ。

せめて、美しい国づくり、を目指しているのなら、
日本には、世界に誇るべき徳目があることを、
強く再認識してほしいものです!

posted by 井上誠吾 at 20:51| 日記