2007年07月25日

弱者に慈愛を!

『小の虫を殺して大の虫を助ける』
最近、世間を騒がしているすべての不祥事に、このことわざが、見事に当てはまるような気がしております。

不祥事を起した大臣たち、官僚たち、社長たち、公務員たち、
それらの人たちに、弱者を切り捨てる、という権力志向が露わであることは、周知の通りであります。

釈迦の教えに、
「七人の子供を持つ親は 等しく子供を愛するが
 一人の病気の子供あらば その子に深い慈愛をそそぐ」
という説法があります。

格差社会。
どこまで広がっていけば、
為政者たちは重い腰を上げてくれるのでしょう。
このまま、
“小の虫を殺して大の虫を助け”続け、
弱者に慈愛をそそぐことなく、切り捨てていくのでしょうか。

十日ほど前、独居老人が、
「おにぎりが食べたい」
と日記に書き残して、餓死しているのが発見されました。

小生、ニュースを知り、またか、と思いました。
この飽食の時代といわれる中、高齢者の餓死者が次々と増えていく皮肉な現実!
為政者たちは、何人の犠牲者を出せば気が済むのか!

数多くの無駄な公共事業を無くし、
政治家・官僚・公務員の無駄使いを無くすだけで、
どれほど多くの弱者が助かるか!
果たして、それを真剣に考え、行動に移そうとしている為政者が何人いるというのか!

小生、生意気ながら、
政治は勿論、日本人の根本的な思考の大転換が必要なんだ!
と、声を大にして叫びたい。

戦国時代、日本に布教にきたザビエルは、
「日本人より優れた人々はいない。親しみやすく、善良で、悪意がなく、驚くほど名誉心が強いが、武士も、そうでない人も、貧しいことを不名誉だとは思っていない。今まで訪れた国の中で、最高の人々だ」
と手紙にしたためています。

かつて、この国には、
美しい日本人たちが、間違いなく、存在していたのです。

そこに気が付くべきです。
そこに目を向けるべきです。
その先には、美しく慈愛溢れる“武道精神という曙光”が射しているはずです。

押忍!

posted by 井上誠吾 at 12:07| 日記