2007年08月20日

やる気、で乗り切る!

子供の頃──夏休みが終わって、二学期が始まる時、
なんとなく、“学校に行きたくない気分”を味わった覚えがあります。

道場では、今日から、その“二学期”が始まります。
すでに、保護者の方々からの情報によると、
なんとなく、“道場に行きたくない気分”を味わっている少年部がいるようです。

人は誰でも、本能的に辛さや苦しさから逃れたいものです。
そんな時もあっていいんだ、と思っています。
しかし、その反面、“逃れてはいけない”と自覚したからには、“やる気”を持って挑むべきだ、とも思っています。

実は、小生、手前味噌ではありますが、
若い頃、この“やる気”で、貴重で不思議な体験をしています。
それは千葉総裁が主催するJACに合格し、俳優を目指して、日々稽古を重ねていた頃のことです。
マット運動、トランポリン、現代アクション、時代劇殺陣、キックボクシング、少林寺、空手、とメニューは盛り沢山。

高校の頃、空手をやっていたものの、あまりにも過酷なメニューに打ちのめされ、何度か嘔吐したこともあります。
連日、稽古、稽古、稽古!
筋肉痛に筋肉痛を重ねながら、体はボロボロ。
もう、駄目だ、と弱音を吐きかけた時、
「こんなことで潰れたら、人生、すべてが潰れる」
と、得体の知れない恐怖感に襲われたのです。

要は、自分との闘いです。

潰されてなるものか、と気を静め、意識を変えながら、
ゆっくりと深呼吸をし、自分を奮い立たせました。
すると、あんなに疲れきっていた肉体が、
苦しい、辛い、痛い、を一気に飛び越え、こんなにエネルギーが残っていたのか、と思うほど、動いてくれたのです。

そう、動いてくれた、という表現が正しいでしょう。
ボロボロに疲れてはいるけれど、活き活きと動いてくれた。

それは、“やる気”が、疲れた肉体を凌駕する瞬間でした!

あの力はいったいどこから出てきたのか?
理屈で言えば、エネルギー源はブドウ糖、ブドウ糖は筋肉のガソリン、分解するには酸素が必要、そこで深呼吸をしたからエネルギーを得られた、ということになるのでしょうが・・・、

あの時は、そんな理屈などでは説明のつかないものでした。
やる気、は“ここまで瞬時に人を変える”という
不思議な神がかり的な“体感”でありました。


小生、今でも“やる気”こそ、
人を変える根本だと信じております。

道場の夏休みが終わり、
小生自身が、やる気、を持って、挑みたいと思っております。
少年部は勿論、道場生の皆さん、
再び良い汗を流しましょう!

押忍!
posted by 井上誠吾 at 09:32| 日記