2013年06月25日

都議選 指導者・リーダーのあり方




昨日、都議選に立候補した野田かずさ氏からご丁寧な電話がありました。
「今回の都議選では力及ばす、申し訳ありませんでした」
自分の力が至らなかったとのお詫びの言葉でありました。

小生からも、この場を借りて、
野田かずさ氏を応援して頂いた方々にお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました!

一昨夜は、都議選報道から目が離せませんでした。
日本維新の会が2議席という結果に・・・、
指導者・リーダーの言動、というものが、いかに責任重大か、ということを深く感じ取りました。
それは、政界に限らず、空手の指導者も然りです。

以下、ひとり言です。




橋下さんは、言い募ってしまったなぁ。

一時は、既成政党を脅かすほど、
日本維新の会に追い風が吹いていたというのに・・・。
この結果である。

野田かずさ氏が誠真会館の道場生であることはもちろん、
空手で培ってきた精神で政治へ挑もうとする真摯な姿勢に大いなる共感を抱いていただけに・・・、
無念さと、憤りを感じている。

憤り、とは・・・橋下代表への憤りである。

少なからずとも、小生は橋下さんに期待していた。
自らの給与をカットして、公務員の給与を削減し、ムダを無くす財政再建に取り組んだ手腕は素晴らしい。
他にも、様々な功はあり、その功と同様に罪もあるのだが、
言わずにおけないことが、大きく二点ある!

一点目、
「戦争に慰安婦は必要だった」ことに言及せず、
「戦争はこのように悲惨だった」ことに言及すべき!

日本は二度と悲惨な戦争に突入してはならない!
戦争がなければ、慰安婦問題も発生しないのである。
そのためには、経済力を身につけ、武力を身につけ、
「武」とは、「戈(ほこ)を止める」べく、
「戦争抑止力となる力」を保ち、
原爆を落とされた国・日本独自の平和外交を展開すべきだ。
そうすれば、
「和を以て貴しとなす」
という素晴らしい「和の精神」が、
「勤勉で礼儀正しい」
という美徳に続いて、世界から高く評価されていく筈だ!

二点目、
指導者・リーダーという立場にある者は、
「自制心を鍛え、己れを戒め、己れを律する」
ことが肝要である!

この二点目に関しては、
以下、少々ナガクなるのでお付き合いを願いたい。

先ず、橋下さんは、もはや個人ではない!
政党の指導者・リーダーである。
テレビに出ていた弁護士さん、ではなく、
大阪で様々な改革を実現し、様々な問題提起を重ね、人々の期待を集め、国政を荷う政党の指導者となっているのだ。

日本維新の会代表という責任ある立場になったからには、
自制心こそが肝要、なのである!

小生の知る限りにおいてだが、
日本維新の会の公認候補は自腹で選挙費用を用意しなければならないらしい。
ほかの政党は公認になれば選挙費用が支出される筈。
その選挙費用とは、政党交付金から支払われるので、国民の税金の一部が運用されている。
日本維新の会は、
「税金をムダに使わない」
という点においては立派であるが・・・、
すでに政党交付金は支払われている筈。
候補者たちへ少しでも運用するのならばともかく、
逆に候補者に対して「広報費を党本部に納めるように指示する」という新聞記事があったが・・・これははいかがなものであろうか。

橋下さん、あなたが、
「維新の会の船中八策を作る」
と言った時、
小生は、あなたと坂本竜馬が重なって見えてきて、大いに期待した。

しかし、あなたは「船中八策」を語るべきではなかった。

なぜなら────、
竜馬は、数多くの仲間を募り、
有能な人材を育てることに専念した。
それには莫大な費用が必要で、
時には、あろうことか敵である筈の幕府から、
そして時には各藩から、あるいは民間からも多額な借金をしながら、船中八策を作り上げた。

さらに竜馬は、
ご存知の通り、刀から拳銃に、拳銃から万国公法に!
平和的倒幕への変わり身も早かった。

あなたは、悪い意味で変わらなさ過ぎる。
「個」の持論に固執しすぎて、柔軟性がない!

政党の指導者の立場にある者は、「個」の主張より、
国民の声なき声に耳を傾け、その国民の公僕である政治家、つまりあなたの仲間たちのために柔軟に対応すべきなのだ。

「過ちて改めるに憚ることなかれ」
小生が尊敬してやまない上杉鷹山公の言葉だ。
あなたが巻き起こした言動が、
仲間たちのためにならないようなら、
体裁や体面を気にせず「改めるに憚ることなかれ」である。

時には大局を見て、持論を差し控える謙虚さが必要!
肝心なのは、
「国民のため」の維新の会であるべき!
そして、
人は、一人では何もできない。
「維新を進める仲間のため」の維新の会であるべき!

橋下さん、
幕末の志士たちが坂本竜馬を慕って集結したように、
あなたのもとには、青雲の志を持った仲間たちが集結してきたのではないのか!

「個」の持論より、
国政を荷う指導者として、
真摯な姿勢とバランス感覚を発揮してほしい!




と、ひとり言、を終わります。
これは政界に限らず、空手の指導者も然りです。

小生を含め、誠真会館の指導者は、
道場生のために、真摯かつ謙虚な働きをしてこそ、
「指導者」といえるのであります。

最後になりましたが、野田かずさ氏は元気です。
橋下さんのことには言及せず、
「ファイティングポーズで前に進みます」
と言っておられました。

その闘う姿勢に勇気を貰いました!

お疲れ様でした。
押忍!



posted by 井上誠吾 at 10:33| 日記